ランニングとLTVの関係性とは?ランナー人口は過去最多、1,055万人!!
はじめまして!! 新しくブログメンバーとなった髙橋コージです。1年前より体重が5kgも増え、健康管理を心がけたい、今日この頃です。どうぞ、よろしくお願いいたします。
さて、ランニング人口は、過去22年間で最多となっています。今回は、その現状と分析をお届けし、ランニングとLTVの関係性を探ります。
ランニングに重要なLTVとは何か?
まず、LTVをおさらいしましょう。LTVとは「Life Time Value」の頭文字で、1人(1社)の顧客から、得られる価値(売上)の総数を示す数値です。日本語で「顧客生涯価値」と呼ばれています。
リピート、アップセル、クロスセルを含めた売上総数がLTVであり、売上貢献にとても重要です。
顧客はサービスや自社製品を気に入ってくれれば、何度でも購入してくれるかもしれません。逆に、気に入らなければ、顧客の購入先リストから外れてしまうでしょう。
顧客に対する自社のLTVを把握することは、広告やマーケティング費にどれだけのコストをかけるべきかで算出しやすくなり、利益率向上、収益性の高い企業組織を作ることができるのです。今後のビジネスにおいて、LTVは常に意識すべきキーワードなのです。
では、ランニングとLTVの関係性を探ってみましょう。
ランニングはLTVとの繋がりが高い
公益財団法人 笹川スポーツ財団で調査した「 コロナ禍、ジョギング・ランニングの実施率」によると、2020年に過去最多の1,055万人。男性14.9%、女性5.6%、全体10.2%となりました。1998年との比較では、男性は8.7%から6.2ポイント増加している一方で、女性は5.2%から0.4ポイント増加にとどまっています。
走る理由は、健康維持、ダイエット、ストレス解消、記録更新、友達作りなど、人それぞれです。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、運動不足(テレワークなどによる出不精)解消に、身近で気軽に始められるランニングが、実施率増加につながったのも要因の一つでしょう。
ランニングは、一生涯続けることができ、他のスポーツと比べても、比較的継続できるDoスポーツと言えます。
このように、ランニングマーケットが拡大することは、顧客が増えることであり、市場の原理として自社製品の売上、LTVの向上に一役を担うのです。市場が拡大すれば、CAC(Customer Acquisition Cost / 顧客獲得単価)と言われる、マーケティングのトータルコストも抑えられるのです。
それにしても、マラソン大会の中止・規模縮小が続くコロナ禍において、ランナーは、どのような走る楽しみ方を模索しているのでしょうか。
デジタル(アプリ)がランニングの楽しみ方を変える
大会やイベントが中止される中、ソーシャル機能を活用したランニング用SNSアプリが人気です。Facebookのような「いいね」や、GPSを活用したコース紹介、そこには、同じ嗜好(しこう)をもつランナー同士がつながり、励まし合い、自由な時間に、好きな場所でランニングを楽しむという世界が出来上がりつつあるのです。
同じ価値観を持った仲間同士の繋がりは、情報に対する信頼性が高く、LTVの最大化を目指す企業にとって、顧客ロイヤリティの向上に多くのメリットを獲得できることになり、その属性にマッチした顧客のファン獲得がしやすいと言えるのです。
ランニング人口とLTVの関係性まとめ
Doスポーツであるランニングを中心に、健康を意識した社会的な動きは、今後も益々広がりを見せるでしょう。
市場の拡大と共に、企業では利益に対するコストが増大することのないよう、LTVの重要性を認識し始めています。顧客のファン化に成功した商品やサービスはブランドへの愛着を深め、一度価値を受け入れられば口コミや紹介で、その顧客は新たな顧客獲得の手助けをしてくれるのです。
そのためにも蓄積されたデータと、顧客に寄り添ったアプローチで状態を見極めることが必要となります。
顧客との良好な関係を築くことが、LTV向上には欠かせません。お困りごとは、オノフまで、お気軽にご相談ください。