今さら聞けないエモーショナルマーケティングについて
皆さんこんにちは。ライターの磯目です。
今回はエモーショナルマーケティングについてご紹介したいと思います。
このマーケティング施策自体は今から20年ほど前から提唱されていますが、
意外と知らない方も多いかと思います。
今回はそんなエモーショナルマーケティングの意味や特徴についてご紹介します。
【感情を刺激する!エモーショナルマーケティングとは!?】
エモーショナルマーケティングとは、emotional(感情)+マーケティングで、言葉の通り顧客の感情の訴えかけることにより購買意欲を刺激するといったマーケティング手法です。
いっとき女子高生の間でブームになった「エモい」という言葉を知っていますでしょうか。その意味は感情が揺さぶられたとき、予期せず感動したとき、心地良い懐かしさを感じた時に思わず発する言葉だそうです。まさしくエモーショナルマーケティングで感じさせることだと思います。
今回は、そんなエモーショナルマーケティングの特徴についてご紹介します。
エモーショナルの特徴と重要性
一般的には商品やサービスを販売するときに、まず考えるのはその商品の必要性をどう訴えるかだと思います。それに対してエモーショナルマーケティングは、顧客が感じる欲求、つまりは欲しい!と感じる気持ちを刺激するマーケティング手法になります。
例えば成分が同じなサプリメントがあったとします。1つは「このサプリメントは疲労回復の効果があるクエン酸がたっぷり含まれています」といった、商品の成分を必要としてる顧客に打ち出す方法が、顧客の必要性に訴えた一般的なマーケティングです。その一方で「このサプリメントは美人モデルやあの有名な野球選手も摂取しています」といった”憧れ”に訴求する方法があります。
そういった”憧れ”のような感情や欲求に働きかけることがエモーショナルマーケティングの特徴です。
エモーショナルマーケティングの今後について
2022年以降、エモーショナルマーケティングには、よりパーソナライズしたマーケティングコミュニケーションが含まれていくと思います。
ユーザーが商品やサービスを手に取ったとき、「エモーショナル」を感じてもらい、「購入者」がより親近感を抱く企業やブランドになるには、全ての人に同じようなコミュニケーションを取る時代は終わったと言えるでしょう。
どうやってユーザーに寄り添い、感情を刺激していくか今後の課題と言えるでしょう。