20~30代女性に人気のエリアは関西地方。2024年の国内旅行
デジタルマーケティングカンパニー・オノフのすぎやまです。
2024年の国内旅行への意識調査を全国20歳〜69歳の女性に実施しました。
本レポートに関連の「2024年、女性の旅行意欲は増加傾向。年代による旅行目的の違いが明らかに」も掲載中ですので併せてご覧ください!
<調査概要>
調査方法 インターネット調査
対象者 全国 /女性20〜69歳
調査期間 2024年4月15〜16日
有効対象者 3,000サンプル
調査機関 株式会社オノフ
2023年の国内旅行先
2023年の国内旅行先の地方としては、全体で「南関東」が最も高く22.8%、次いで「関西」が19.3%、「東海」が15.1%、と都市圏を訪れた割合が高めの傾向となりました。
年代別では、20代の「関西」を訪れた割合が、25.2%と他の年代に比べて5pt以上高く、「関西」は20代から人気の地域であることがうかがえます。60代では「東海」および、「北陸」が全体に比べて高めの傾向でした。
2024年の旅行への意欲/2024年に行きたい国内地域
「2024年に国内旅行をしたい」と回答した女性は53.4%と昨年よりも5.5%増加しています。20代の割合が最も高いですが、昨年に比べた意欲の伸び率は、40代以上が増加しています。
行きたい地方としては、全体で「関西」が最も高く27.6%、次いで「北海道」「南関東」がともに24.8%、「東海」16.8%と続きます。
特に「関西」は30代で、「北海道」は40代以上での意欲が、他の年代に比べてやや高めの傾向となっています。
国内旅行の目的
国内旅行の目的は、全体では、「観光のため」が40.4%と最も高く、次いで「地元のグルメを食べるため」34.1%、「宿/ホテルでのんびりするため」27.6%、「温泉に入るため」26.4%と続きます。
年代別の特徴としては、20代は「推し活のため」が14.5%と他の年代に比べて5pt以上高く、「温泉に入るため」や「海/山など自然を満喫するため」は低めになっています。
30代は「アミューズメント施設に行くため」が2割、50代以上は「観光のため」が5割、60代は「温泉に入るため」が4割とそれぞれ全体に比べて高い結果となっています。
国内旅行での消費行動・コミュニケーション意識
また、国内旅行での消費行動・コミュニケーション意識を聴取したところ、20代は「その土地の安くて美味しいものを楽しんだ」や「実家や職場などへのお土産を買った」が、2割ほどと全体よりも5pt以上低めであるのに対して、「ちょっと贅沢な美味しい食事を楽しんだ」「旅先では、多少の出費は惜しまなかった」が上位に上がっていることから、メリハリのある消費行動を意識していることがうかがえます。
40代は、「その土地の安くて美味しいものを楽しんだ」「宿泊費は抑えて他にお金をかけた」などが全体に比べてやや高く、食事や宿泊に対しての贅沢はせずに工夫をしつつ他の消費をしているのかもしれません。
また、60代は、「ちょっと贅沢な美味しい食事を楽しんだ」「ちょっと贅沢なところに泊まった」が全体に比べて高めになっており、旅行では宿泊や食事での「ちょっと贅沢」を楽しんでいることがうかがえます。