皆さんこんにちは。ライターの磯目です。
今回はデータドリブンに関しての記事となります。
CRM、CX、DX、など様々なマーケティングの考え方・手法が生み出させている中で、それらの実現に欠かせないデータの分析手法とデータ活用の手法があります。
今回はそんなデータドリブンの意味と重要性について紹介していきます。
データドリブンとは?CX(顧客体験)向上に必要不可欠なデータ分析について
データドリブンとは
データドリブン(Data Driven)とは、収集したデータを分析し、可視化された結果や情報に基づいて意思決定や企画の立案に役立てていく方法論のことを言います。
主なデータは、企業の売上データやWeb上の解析データ、顧客データなど蓄積していったデータに基づき、マーケティング施策の実行や経営の判断に活用することができるのです。
今までは過去の経験や実績、感性やとりあえずやってみよう!の精神で企業戦略がスタートすることも多々ありました。ですがそこに頼るだけでな、蓄積したデータを分析して戦略立てることで、より成功に近づくことができるでしょう。
これまでもデータに基づくマーケティングは数多く実施されてきましたが、近年の情報化社会の発展や消費者の価値観の多様化、それに加えデータドリブンが顧客体験価値向上に直結するといった点から、再び注目されているのです。
データドリブンが必要とされる背景
最も大きな理由はここ10~15年でITやデジタルの技術発達、BIツールの普及やDMPの活用により、ビッグデータが扱いやくすなったことでしょう。その結果、企業がビッグデータを保有することになり、そのデータをビジネスの判断材料に使用するケースが増えてきています。逆にビッグデータを活用できないと機会損失となり、売上にも直結してしまうほど重要であるとされています。
もうひとつは顧客ニーズの多様化です。
デジタルやSNSの普及により顧客ニーズや行動が多様化されている近年では、経験や感性に基づいた、いわゆる今までの勝ちパターンが通用しなくなっています。コロナ禍の影響で消費者の行動は更に変化している中で、データに基づき客観的に意思決定をするデータドリブンは必要不可欠でしょう。これらの理由がデータドリブンが必要とされ注目されている背景です。
CX向上のためのデータドリブン
冒頭で紹介した通り、データドリブンはCX(顧客体験)の向上に繋がります。
その理由は、顧客のニーズを理解できるということです。
企業にある様々なデータをもとに現状の把握を行うことで、今までの経験や感性では分からなかった顧客のニーズを理解できる可能性が大いにあります。
顧客ニーズが理解できれば、それに応じた顧客への提供するサービスや体験を改善・構築することが可能となるでしょう。その結果CX(顧客体験)の向上に繋がります。
デジタルやSNSの普及、コロナ禍により顧客ニーズや消費者行動は多様化し、変化のスピートも加速している現代で、いち早くデータに基づいたユーザーの分析を行い、より良い顧客体験向上を目指していきましょう。