<調査概要>
調査方法 インターネット調査
対象者 全国 /男女15〜69歳
調査期間 2024年2月16〜19日
有効対象者 3,561サンプル
調査機関 株式会社オノフ
分かり合うために自己開示すべきと感じる女性は約8割
自己開示についての各問いに「そう思う」と答えた割合が高かったものは「嬉しいこと・楽しいことがあったとき、人に共有したくなる」「相手とわかりあうためには、自分のことも話すべき」の2つ。
一方で「そう思わない」と答えた割合が高かったものは「自分の事を人に話すのが好き」「人の話を聞くよりも、自分が話していることの方が多い」となりました。
「相手と分かりあうためには自分のことも話すべき」とは思っている一方で、実際は自己開示より聞き役に回っている女性が多いようです。
人に気を遣うものの、本心では自分の意見を持つ人も多い
他人に対しての意識では、「人に気を遣うことが多い」、次いで「人の感情に共感しやすい」は、「そう思う」がもっとも高い結果に。
一方で「周りの人に対して、見栄を張ったり格好つけたりする」「人の意見や行動に影響を受けやすい」は、「そう思わない」が高い結果となりました。
人に気を遣いながらも、意見や行動は人の影響を受けず、自分の考えで対応する方が多いのかもしれません。
若年層・孤独を感じている人ほど、他者からの見られ方を気にしている
孤独感があると感じる女性は、若年層になるにつれ上がる傾向に。15~19歳の46.2%が「たまにある」と回答していることから、孤独感を感じている若者が多いことが伺ええます。
他者への意識を年代別にみると、15〜19歳は「他者を意識している」が55.3%と他年代と比較して最も高く、年代が上がるにつれ、その割合は下がっています。
孤独の有無別でも、孤独感があると答えた人の中では「他者を意識している」割合が全体の54.0%となり、孤独感が「よくある・常にある」と答えた人では「人に気を遣うことが多い」「周りの人が自分の事を分かってくれないと感じることがある」は8割越えとなりました。
自分のことや考えを伝えるべきと思っていつつ、相手に気を使うなどで実現していないことで結果、他者が「理解してくれない」他者に「認められたい」という思いにつながり、そのジレンマから孤独感を感じる要因になっているのではないでしょうか。
今回の調査では孤独感を取り囲む状況が明らかになりましたが、当掲載情報以外にも、女性の相手に接している態度/接してほしい態度、コミュニケーションの頻度の傾向と孤独感への影響、女性の普段の生活(仕事やプライベートの忙しさなど)の傾向と孤独への影響についてレポートとしてまとめております。資料は以下のリンクよりご請求いただけますので、ぜひご活用ください。
また、6/20(木)に今回の続編である孤独感についてのブログを弊社にて公開予定ですので併せてご覧頂けますと幸いです!