「孤独と生活の実態とコミュニケーション」に関する調査を全国15歳〜69歳の女性に実施しました。
結果をまとめていますので、是非最後までご覧下さい!
本レポートに関連の「若年層で目立つ「孤独感」。感じている人は7割」も掲載中です。
<調査概要>
調査方法 インターネット調査
対象者 全国15〜69歳 女性
調査期間 2024年2月16〜19日
有効対象者 2,692サンプル
調査機関 株式会社オノフ
女性のSNSの使用について
孤独感のある女性の、周囲とのコミュニケーションの取り方について明らかにするために、SNSのアカウント数や使用している機能を聴取した結果を下記でまとめています。
孤独感の有無
「ふとした時に孤独に感じること」の有無について女性に聴取したところ、全体では、「たまにある」が38.1%と最も高く、孤独感が「ある(計)」は56.6%、「ない(計)」は43.4%と、孤独感を抱える人がやや多く、5割を超える結果となりました。
年代別で見ると、年代が下がるにつれて孤独感が「ある(計)」と回答した割合が高くなります。特に、15~19歳は「ある(計)」が68.6%と、全体と比べて10pt以上高く、反対に60代は「ほとんどない」が43.9%と10pt以上高いことから、若年層の方が孤独を感じやすく、高齢になるにつれて孤独感は薄れていくことがうかがえます。
SNSのアカウント数【SNSを使用している人ベース】
自信のSNSのアカウント数について聴取したところ、全体で見ると、「アカウントが1個のみ」の人は61.5%、「アカウントが複数個」の人は38.5%でした。
孤独感が「よくある・常にある人」は、「アカウントは複数個ある」割合が45.1%と全体と比べて5pt以上高く、孤独感がある人の方が、アカウントを複数作成していることがわかります。
孤独感が「よくある・常にある人」は、孤独感が「ない人」と比べて、人と繋がりたいなどの理由から、複数のアカウントを使用してつながりを求めているのかもしれません。
使用しているSNSの機能
普段使用しているSNSの機能としては、全体では「閲覧」が79.7%と最も高く、次いで「検索」が60.7%と、受動的な機能が上位に入ります。
対して、孤独感が「よくある・常にある人」では、「投稿」・「コメント・リプライ」・「チャット・DM」・「共有・リポスト」など、能動的な機能を使用している割合が、全体と比べて5pt以上高い結果でした。
孤独感が強いゆえに、SNSに投稿したり、人の投稿にコメントをしたりなどをして、積極的に人と関わろうとしているのかもしれません。
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