<調査概要>
調査方法 インターネット調査
対象者 全国 /男女15〜69歳
調査期間 2024年2月16〜19日
有効対象者 3,561サンプル
調査機関 株式会社オノフ
全体で孤独を感じている人は約半分。若年層になるほど孤独を感じる割合は高い
「孤独を感じることはあるか」という質問に対して「孤独感がある」と答えた人は54.7 %。約半数の人が孤独を感じるという結果に。
女性の方が孤独を感じている割合が高く、さらに年代別で見ると、年代が下がるにつれ割合が高くなる傾向。15~19歳女性の約7割が孤独を感じているようです。
孤独感に影響を与えているのは「自分自身」。孤独を感じるシーンは年代ごとに異なる
孤独感を感じている人に、孤独感に最も影響を与えている人物について聞いたところ、どの年代でも「自分自身」が最も多く、「夜、ベッドの中で、ゴロゴロしてるとき」「一人、家で、キラキラしたSNSを見ているとき」などの回答が集まっていることから、一人になった時に、漠然と孤独感を感じている人が多いのかもしれません。
「自分自身」の次には「家族」「友人」「職場・学校の人」「有名人・インフルエンサー」と続くことから、身近な存在ほど孤独感に影響を与えやすいといえます。
年代別に見ると、「家族・親族」と答えている人の割合は40代以降年代が上がるにつれ高くなり 、逆に、「友人」「有名人・インフルエンサー」は年代が上がるにつれ低くなる傾向が。年代が上がるにつれて、家族や親族との関係性の比重が大きくなることがうかがえます。
孤独を感じるシーンについて年代別に見ると、15~19歳は「友人関係」、20代は「SNS」、30代は「育児」、40代は「日々の会話」、50代は「会話の内容」、60代は「家族関係」に対して感じる傾向にあります。
若い人ほど友人や有名人・インフルエンサーといった家族以外の影響で孤独を感じやすく、年代が上がるにつれて孤独感を抱える割合は減るものの、家族関係で孤独を感じるようになる傾向があり、孤独を感じるシーンがライフステージや環境の変化に伴って変化していくことがわかります。
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