LINEのリッチメニューの活用メリットと活用用途のご紹介
こんにちは。デジタルマーケティングカンパニー・オノフのミチシタです。
企業のLINE公式アカウントに友だち登録した方はご存知かと思いますが、トーク画面の下部に固定で表示されるボタンの領域を「リッチメニュー」と呼びます。
このリッチメニューを活用することで、ユーザーへの情報提供や誘導を効果的に行うことができるのです。リッチメニューは、画像やテキスト、ボタンなどを組み合わせて自由に作成することができ、ユーザーの視認性が高いため、高いクリック率を期待できます。
リッチメニューの活用メリット
リッチメニューを活用するメリットは、大きく分けて以下の3つが挙げられます。
高いクリック率
リッチメニューは、トーク画面の下部に固定して表示されるため、ユーザーの視認性が高く、高いクリック率を期待できます。LINEの調査によると、リッチメニューのクリック率は、トークメッセージの約20倍にもなるという結果が出ているので、活用しない手はありません。
多彩な表現が可能
リッチメニューは、画像やテキスト、ボタンなどを組み合わせて自由に作成することができます。そのため、単なる機能的なメニューにとどまらず、キャンペーンやイベントの告知、商品やサービスの紹介など、様々な目的に合わせて活用することができます。
また、リッチメニューのデザインも自由に作成できるので、企業や商品ブランドの世界観をリッチメニューでも表現することが可能です。
効果測定が容易
リッチメニューの各ボタンはクリック率などの効果測定もできるため、施策の効果を検証し、改善につなげることができます。
リッチメニューの活用方法
リッチメニューは様々な目的に合わせて活用することができます。以下に代表的な活用方法をいくつかご紹介します。
キャンペーンやイベントの告知
リッチメニューを活用して、キャンペーンやイベントの告知を行うことができます。画像やテキストを効果的に組み合わせることで、ユーザーの興味や関心を喚起し、参加率を高めることができます。
リッチメニューのボタンとして有効な用途を紹介します。
商品やサービスの紹介
リッチメニューを使って、商品やサービスの紹介を行うことができます。画像やテキストを使い、商品やサービスの魅力が伝わるクリエイティブにすることで、ユーザーの興味や購買意欲を高めることができます。
ボタンを押すことで詳細をトークルームへ自動配信したり、直接商品サイトへ遷移させることも可能です。
会員登録やアンケートの実施
会員登録やアンケートへのボタンを設置することもできます。LINEのアカウントを登録している時点である程度興味を持ったユーザーであるため、LINEから会員登録を促すことで、ユーザーの属性や興味・関心を把握し、より効果的なマーケティングを行うことができます。
予約や申し込みの受付
リッチメニューからお店の予約や申し込みの受付、資料請求などを行うことができます。ユーザーが簡単に予約や申し込みをできるようにすることで、業務の効率化や顧客満足度の向上につながります。
LINE ID連携
自社のECサイトなどの顧客データをお持ちの場合、自社の顧客データとLINEの登録者とを紐付けることができます。これをLINE ID連携といいます。
LINEと顧客を紐付けることにより、顧客の購買情報などのデータに基づいてメッセージを送ったり、自社ECの注文や契約更新をLINEから簡単に行うこともできます。
リッチメニュー作成のポイント
リッチメニューの効果を高めるためには、以下のポイントを押さえることが重要です。
ターゲットを明確にする
リッチメニューを作成する前に、ターゲットを明確にしましょう。設置するリッチメニューが新規顧客に向けたものなのか既存顧客に向けたものなのか、ターゲットに合わせたデザインや内容にすることで、より効果的な訴求を行うことができます。
わかりやすく簡潔にする
リッチメニューは、ユーザーの視認性が高いため、わかりやすく簡潔にすることが重要です。文字は大きく、色ははっきりとしたものを選ぶようにしましょう。
CTA(Call to Action)を明確にする
リッチメニューの各ボタンには、必ずCTA(Call to Action)を明確にしましょう。CTAとは、ユーザーに行動を促すための言葉やフレーズです。例えば、「詳しく見る」「資料請求する」「ダウンロードする」「予約する」などです。
定期的に更新する
商品紹介やキャンペーン告知をリッチメニューに入れている場合は、リッチメニューの内容を定期的に更新しましょう。新しい情報がないと、ユーザーの興味や関心を維持することができず、クリック率が低下する可能性があります。
たとえキャンペーン告知などを入れていなかったとしても、ある程度の期間でデザインを変えたりなど更新性を見せることも大切です。
まとめ
LINEのリッチメニューは、ユーザーへの情報提供や誘導を効果的に行うことができる、重要なマーケティングツールです。ターゲットを明確にして、わかりやすく簡潔なデザインと内容にすることで、高い効果を期待できます。各メニューの設置位置でもクリック率は変わりますのでPDCAを回しながら最適解を見つけましょう。ぜひ、自社のマーケティングにLINEのリッチメニューを活用してみてはいかがでしょうか。