Z世代から見る おじさんおばさんのメールの書き方とは?
デジタルマーケティングカンパニー・オノフの21歳のデジタル世代の息子を持っている母ですが、先日なにげない息子との会話の中で、「俺らはこんな風にメール打ったりしないよ」とぽそっと言われました。
なんかおかしいの?
とどういう部分に違いがあるのか色々聞いてみると、要するに、メールの書き方が古めかしいとのことでした。
そのコメントを聞いて、完全に自分がおばさん化していることに気づき、打ちのめされました。
別に、そう思われてもいいけど・・!などと、息子の前では格好 つけてみたものの、おばさん化は絶対に嫌!と、助けをを乞うべく、少し調べてみることにしました。
※ここではおばさん化ではなく、既に私がおばさんであることは棚に上げておきます。
そもそも絵文字、句読点はつかわない。
色々と調べてみたところ、絵文字はわかるが、句読点もつかわない!という記事が出てきました。絵文字→(–;)を使わない、絵文字をたくさん使うと「おじさんLINE」と言われるというものらしい。もはやガラケーを彷彿させる、テキストで作られている絵文字は確かに古いといわれることは理解できるが句読点を使わないとは!どういうことなのでしょうか。
これは長らくスマホでテキストチャットを活用している若者は「打ち言葉」という言葉を確立しているからとのことでした。
「打ち言葉」とは、打ち言葉について、文化庁は2018年3月に 「話し言葉の要素を多く含む新しい書き言葉」であると定義しています。
若者は打ち言葉でスピーディーに会話することが基本になっているため、堅苦しい文章と絵文字が混在する文章に違和感を覚えるそうで、そうした文章は「おじさんLINE」に定義されるらしいです。身に覚えがありすぎてつらいです。。
参考:日経BP LINEで句読点を打たない若者たち、実は知られざる「合理的」理由があった
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00160/021600173/
それ以外にもある事象として、「中年チャット」というものがあります。
2行以上書かない。長くならない。
上記の理屈でいくと、周りの若者にいわれたいくつかの言葉も納得が。
―そもそも2行以上にならない。
―1文は大体10文字以内である。
―長音符「―」が「~」だとおじさんぽいらしい(※これは謎。)
上級になると略しすぎて言葉にもなっていない。だいぶ前から知られているもので、もはや古いとされているものもありますが、そんなことを言っている場合ではないので、幾つか紹介しておきます。
「おk」→OK
「り」→りょうかい
「あね」→あーなるほどね
「ちょえ」→ちょっとまって
「リムる」→リムーブの略SNSでフォローしていた相手を解除
・・・・∞
これらは使わなくてもいいとは思うのですが、若者から来た時には「あーそれな」とでも返しておきたいものだと思いました。(極寒)
おばさん構文とは?
今回調べて発見したのが、中高年のおじさん世代がLINEなどで使う、独特の文体のことを「おじさん構文」と言ったりしますが、そこから派生し、近頃では「おばさん構文」なるものが登場しているらしいです。
「~だわ」や「かしら」など、語尾から昭和感が漂ってくるのが「おばさん構文」の特徴と言われています。これらの表現は、年齢を感じさせる言い回しと受け取られているようです。
若者のLINEが短文であるのに対し、おばさんのLINEはとにかく長いのが特徴なので短文でのやり取りを好む若者には鬱陶しく感じる部分もあるようですが、こちらが心配しているほど気にしていないらしいです。(あきらめられている
今回、振り返ってみて、いつまでも若々しくいるために自分のケアをするのも大事だと痛感しました!