クロスセルとは
クロスセルとは、顧客が購入しようとしているもしくは購入した商品と別の商品(セットもしくは単体で)を提案し、購入してもらうことを言います。
たとえば、化粧水を購入する(した)際に、洗顔や乳液の購入を提案することが例に挙げられます。また、マクドナルドでハンバーガーを注文した際に「ご一緒にポテトはいかがですか」と提案されることも、Amazonで買い物をする際に表示される「この商品とよく一緒に購入されている商品」というレコメンド機能もクロスセルを活用しているものだと分かります。
クロスセルのメリット
今の世の中、少子高齢化による人口減少や競合他社の増加によって新規顧客を獲得することが非常に難しくなっています。対してクロスセルとは、顧客数を増やすことではなく顧客単価を上げることで総売上額を増やしているので、低コストで効率よく売上を伸ばすことができます。ただ、この販売促進できちんと売上を伸ばすには、様々な知識と経験が必要になってきます。またそれぞれの顧客についてよく知っている必要もあります。ECサイトは、顧客情報や購買履歴というデータがたまっていくので、それらをもとに顧客を知り、商品提案を行うことができるという点で、クロスセルが得意であると言えるでしょう。