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マーケティングファネルとは
マーケティングファネルとは、顧客が商品を認知してから購買に至るまでを段階ごとに分け分析し、モデル化したフレームワークのことです。そもそもファネルは、「漏斗」を意味する言葉であり、この漏斗の形状が顧客の購買プロセスを表す形と似ていることからこの名称が付きました。マーケティングファネルは「認知、興味・関心、比較・検討、購入」の4段階に分けられており、図のように顧客の意識が「購入」に近づくほど、見込み顧客は減っていきます。なぜこのような図になるのか、自分の購買行動に考えて当てはめてみます。
ある日、Instagramで気になるカフェを見つけました。最初は行くつもりだったのが、どんどん調べていくうちに、別のカフェに興味が湧いてきてしまいます。そして結局最初に気になっていたカフェには行きませんでした。このように一般的な購買行動は絞られていき、「購入」といった最後の段階まで減少していくのです。
そこでマーケティングファネルを活用し、一連の流れを段階ごとに分解することで、どの部分にどのような問題点があるのかが明確になり、精度の高いマーケティング施策を行うことが可能になります。ここではいかに見込み顧客の母数を集めるかが重要になってきます。