『SDGs』『サステイナブル』を知っていますか?(第2回SDGs調査)
新型コロナウィルス感染症の流行により、私たちの生活は大きく変化しました。
環境に対しての意識も高まりつつあるなかで、持続可能な開発目標を掲げる「SDGs」というキーワードを耳にする機会も増えています。
昨年8月に第1回目の「SDGs」に関する調査を実施し、約半年が経過しましたが、現在の認知度に変化は見られるのでしょうか?今回は、第2回目のSDGs・サステイナブル認知度調査をお届けします。
「SDGs」を知っている人は全体で6割超に
「SDGs」を知っているのか聞いてみたところ、認知している割合は、
「SDGsを聞いたことがあり、内容を説明することができる」 | 8.9% |
「SDGsを聞いたことがあり、内容はある程度知っている」 | 24.1% |
「SDGsを聞いたことがあるが、内容はよく知らない」 | 28.1% |
という結果になりました。
認知をしているという回答は全体で6割を超えており、いずれも前回より上昇していました。
SDGs内容認知(TOP2)を属性別に見てみると、性年代では20代男性、職業は「公務員」「経営者・役員」「会社員(事務職)」「学生」で特に高い傾向があります。
SDGs名称認知(TOP3)を前回と比較すると、性年代では40代・50代男性、職業は「経営者・役員」で大きく伸びていました。
「SDGs」について知っていますか?
「サステイナブル」認知度は前回から約1割上昇
「サステイナブル」の意味を知っているのか聞いてみたところ、認知している割合は、「意味を知っている」23.4%「聞いたことはあるが、意味は知らない」34.7%
という結果になりました。
認知しているという回答は全体で5割を超えており、前回より1割程度上昇していました。
性年代を前回と比較すると、60代男性が大幅に伸びているようです。
職業別では、「経営者・役員」「学生」で高い割合になりました。
「SUSTAINABLE(サステイナブル)」の意味を知っていますか?
「SDGs」「サステイナブル」の認知度は、前回の調査時から上昇傾向にあり、特に「サステイナブル」においては、60代男性で大幅に伸びているようです。
前回の調査では、20代の学生を中心とした若年層の認知度が高い傾向にありましたが、新聞・テレビ・Webニュースなどで見聞きする機会がさらに増えたことから、他の年代へも徐々に浸透している様子が見受けられました。
では、『SDGs』への関心の度合いや、取り組むべきだと考えている項目は、どのようなものになるのでしょうか?次回は、SDGsへの関心についてのアンケート結果をお届けします。
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