『自分へのご褒美』 どのような効果がありましたか?
デジタルマーケティングカンパニー・オノフの編集長のためごろうです。
前回の調査結果では、『自分へのご褒美』として多く挙げられているものは「国内旅行」で、全体の平均金額は「5,000~10,000円」、頻度はとしては「1か月に1回程度」が多いという結果になりました。
それでは、『自分へのご褒美』を購入する理由や“ご褒美”の効果はどのようなものになるのでしょう?
今回は、『自分へのご褒美』購入後の心境・購入理由についての調査結果をお届けします。
ちょっとした贅沢でモチベーションアップ
『自分へのご褒美』を購入した後の心境や行動は、「気持ちがリフレッシュされる」が53.1%と最も高く、次に「ストレスが解消される」が34.4%、「心に余裕がもてる」が30.3%になりました。
属性別に見ると、「仕事・勉強を頑張ろうと思える」は20代の女性に、「集中することができる」は 20代の男性に高い傾向が見られました。
ちょっとした贅沢が、自分のモチベーションを保つ役割を果たしていると言えそうです。
コロナ禍で『自分へのご褒美』が減少
新型コロナウィルスが『自分へのご褒美』に影響しているかを聞いてみたところ、『自分へのご褒美』の実施回数・平均金額・意欲共に「増えた」と回答した人の割合は20%前後でした。
「減った」と回答した人の割合を見てみると、実施回数は28.2%、平均金額は26.9%、意欲は27.0%の人が減ったとなっていることから、コロナ禍が『自分へのご褒美』に影響していることがわかりました。
“ご褒美”がストレス解消に
『自分へのご褒美』をしたいと思うきっかけ・場面としては、「ストレスを発散したいとき」が42.5%と最も高く、次いで「リフレッシュをしたいとき」が37.4%、「疲れがたまったとき」が25.3%になりました。
属性別で見てみると、 「ストレスを発散したいとき」「疲れがたまったとき」は20代の女性が、「イライラしたとき」「給料がでたとき」は20代と30代の男性で高い割合になりました。
『自分へのご褒美』をしない理由は習慣がないから
『自分へのご褒美』をしない理由は、「そのような習慣がないから」が26.1%と最も高く、次いで「お金に余裕がないから」が21.4%、「お金がもったいないから」が19.5%になりました。
属性別で見てみると、「そのような習慣がないから」は 20代の男性と50代の女性で高い割合になりました。
また、「お金に余裕がないから」は50代と60代の女性からの回答が多いようです。
『自分へのご褒美』を購入した後の心境は「気持ちがリフレッシュされる」、きっかけは「ストレスを発散したいとき」という回答が多く集まる結果になりました。
また、『自分へのご褒美』に新型コロナウィルスの影響があり、減少傾向が見られました。
全体で見てみると、メンタル面に関する回答内容が上位を占めていることから、『自分へのご褒美』は心のバランスを保つための方法であると言えそうです。
11月のブラックフライデーからはじまった年末商戦真っ只中の今、この一年頑張った自分へ贈るギフトを考えている人もいるのではないでしょうか?
次回は、『自分へのクリスマスプレゼント』『クリスマスコフレ』についての調査結果をお届します。
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