2015年9月の国連サミットで採択された『SDGs(エスディージーズ)』。
環境、社会、経済といった分野の17項目で、2030年までの達成を目指し定められた、持続可能な開発目標です。
新型コロナウィルス感染症の流行により生活様式が変化しつつある昨今、日本でも注目されているキーワードですが、一体どのぐらい浸透しているのでしょうか?
今回は、『SDGs』と、相互補完する『サステイナブル』の認知度調査を行いました。
若年層での認知度が高い『SDGs』
『SDGs』を聞いたことがあり、「内容を説明することができる」と回答した人は6.5%にとどまりますが、「内容はある程度知っている」の16.3%を含めると、全体の22.8%の人は内容を認知しているようです。
「聞いたことがあるが、内容はよく知らない」と回答した人も含めた全体の認知度は、44.9%という結果になりました。
属性別で見ると、『若年層の男性』での認知度が高い傾向にあります。
『サステイナブル』も若年層での認知度が高い傾向に
『SDGs』に関連した『サステイナブル』という言葉も、様々なメディアで耳にするようになりましたが「意味を知っている」と回答した人は19.5%にとどまり、「聞いたことはあるが、意味は知らない」が28.1%と、全体の認知度としては47.6%となりました。
属性別で見ると、こちらも『若年層の男性』での認知度が高いようです。
『SDGs』『サステイナブル』ともに半数以上の人が、「知らない」と回答したものの、若年層を中心に認知度は増加傾向にあると推測されます。
恐らく『SDGs』が2015年に採択され、教育現場でも課題として扱う機会が増えたことから、若年層への浸透が進んでいるのでしょう。ご自身または小さなお子様を経由して、触れる機会が増大していると思われます。
では、『SDGs』への関心の度合いや、今後解決すべきだと考えている項目とは?
みなさんの意見はどのようなものになるのでしょうか?
次回は、「SDGsへの関心」についてのアンケート結果をお届けします。
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