感染予防対策に取り組みながら営業している飲食店や食材を供給する農林漁業者を支援する『Go To Eatキャンペーン』が、2020年10月1日よりスタートしました。
『Go To キャンペーン』事業の第二弾となる施策ですが、みなさんの認知度や利用についての意向はどのようなものになるのでしょう?
今回は『Go To Eatキャンペーン』の認知・利用についての調査結果をお届けします。
認知度は8割以上に
『Go To Eatキャンペーン』を知っている人は、全体の8割以上を占めており、またキャンペーンの詳細を知っている人は全体の約5割。認知度は非常に高いという結果になりました。また、認知度を属性別に見てみると、20代男性の認知度はやや低く、60代男女の認知度は高いようです。
『Go To トラベルキャンペーン』に比べると近場で少額決済から利用できる内容になっていることから、関心を集めているのかもしれません。
Go To Eatキャンペーンを知っていますか?
若年層の利用意向が高い
今後『Go To Eatキャンペーン』を利用するかについて、「利用する予定がある」が7.7%、「具体的に考えてはいないが、利用したいと思う」が34.2%になり、利用意向のある人は全体で41.9%でした。
属性別に見てみると、20代男女の利用意向が高いようです。
グルメサイトを活用している若年層は、予約をするとポイントが還元されるので利用を考えている人が多いのではないでしょうか。
今後Go To Eatキャンペーンを利用したいですか?
お得な外食ができることが理由に
『Go To Eatキャンペーン』を利用したい理由は、「キャンペーンを利用することによって、お得な外食ができるから」が63.0%、次いで、「外食に行くことで、飲食店を少しでも助けられると思うから」が48.5%になりました。
Go To Eatキャンペーンを利用したい理由を教えてください
女性は外食に不安を感じる傾向
対して『Go To Eatキャンペーン』の利用意向なしと回答した人は全体の43.2%でした。利用しない理由は、「外食により新型コロナウィルス感染症の恐れがあるため」が27.0%と最も高く、属性別に見てみると、60代女性からの意見が多い一方で20代・30代男性からは少ないようです。
性年代全体で見ても、女性の方が男性より感染への不安が強く、外食を控える傾向が見られました。
Go To Eatキャンペーンを利用しない理由を教えてください
『Go To Eatキャンペーン』の認知度は8割以上と非常に高く、また、利用意向は全体の4割以上ということがわかりました。
お得な外食ができることから利用を検討している人が多い一方で、外食をすることに不安を感じている人もいるようです。
自宅で過ごす時間が増えた自粛期間中に、テイクアウトやデリバリーの需要が高まりました。
緊急事態宣言前と現在を比べると、利用頻度に違いは見られるのでしょうか?
次回は外食・デリバリー・テイクアウトの頻度についての調査結果をお届けします。
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