デジタルマーケティングカンパニー・オノフのカサイです。
顧客との関係性強化や自社やサービスの認知度向上、商品の販売促進などさまざまな効果が期待できるメルマガ。最近では、WordPressやマイスピーなどのツールを利用して手軽に配信を行えるようになりましたよね。CRM運用のためにメルマガを利用してみたいというほか、アフィリエイト目的、楽天やAmazonなどのECプラットフォームに出店している方でメルマガに挑戦してみたいと思っている方もいるのではないでしょうか?
今回は、どんな目的の方でも使える効果的なメルマガ作成のノウハウをお伝えします。メルマガを打ち出すメリットをより詳しく知りたい方は、こちらの記事からチェックしてみてくださいね。
クリック率とは
クリック率(CT率)とは、「送信したメールのうち何割の受信者がメール内のリンクをクリックしたか」を示す数字のこと。つまり、リンクが多くクリックされているほど、その情報はユーザーの興味を引いていることになります。クリック率が多いほど宣伝効果が高いため、メルマガのマーケティング戦略において重要な指標になりますよ。
事前情報:クリック率=メルマガの効果。ユーザーの興味を知るためにチェックしよう
クリック率は「クリック数÷メルマガの配信数×100」で算出され、業界や企業によって平均値は違います。Benchmark Email社の2022年1月時点でのデータによると、広告/マーケティング/PR/メディア/デザインは3.35%、観光/エンターテイメント/ホスピタリティは3.36%、小売/消費サービスは3.42%。効果測定をする場合は打ち出す業界の平均値を調べてみましょう。
件名はメルマガの顔。ひと目でメリットが伝わる件名に
件名はひと目で中身がわかるよう、できるだけ短い文章で内容が伝えられ るように意識してみましょう。特に、「あなただけの〜」や「プレゼント」などお得感がある言葉を件名に入れてみると、開封率が上がる可能性がぐんと上がりますよ。
また、文字数は20文字程度が理想。メーラーやそれぞれのデバイスの設定で表示される文字数は変わります。いろいろな環境で見え方を確認してみてください。
構成の「見やすさ」は「情報の分かりやすさ」につながる。組む時のポイントは?
HTMLメールを作るときのポイントは、「見やすさ」です。せっかくの情報が見にくさやわかりづらさでクリックに繋がらないのは悲しいですよね。
見やすくするためのテクニックとしては、
- 「メインの画像を一番上に持ってくる」
- 「見出しとボタンがはっきり分かるようにデザインを工夫する」
- 「見出し→画像→リンクの順番にするなど、すべての項目でトンマナを揃える」
ことです。これらを意識するだけで情報が一気に整理され、見やすくなりますよ。
画像は、ユーザーの目を惹きつけ打ち出す内容が分かるものを用意
HTMLの一番の特徴は画像が入れられること。画像を自分で用意する方も多いのではないでしょうか?必要な情報を画像の中に入れて、見出しと画像だけで内容がつかめるように意識してみましょう。画像内の見出しは、商品やサービスのユーザーニーズを入れるのがおすすめです。
また、ユーザーの目手を止めるコツの一つとして、漫画的な手法を使ったり、キャラクターを画像内に入れる方法もあります。訴求内容によって見せ方は変わりますが、ユーザーの目を惹きつけられるように工夫しましょう。
テキストはユーザー目線に立つことを意識。画像の補足として捉えよう
テキストはユーザー目線に立つことを意識しましょう。例えば「シークレットキャンペーン」と「あなただけのシークレットキャンペーン」では、後者の方がお得感があるように見えませんか?些細な一言かもしれませんが、頭につける一言や少しの言い回しで受ける印象は変わります。画像内にある情報のアピールポイントをさらに詳しく書いてみるのも良いでしょう。
また、文字の大きさは小さくなりすぎないように注意しましょう。画像を入れると文字がより小さく見え、見づらさにつながる可能性もあります。全体のバランスを見ながら言い回しと文字の大きさを調整してみてください。
まとめ
いかがでしたか?今回は、効果的なHTMLメールの作り方をご紹介しました。
メール作成に挑戦する方からさらに改善したい方まで参考にしていただけるのではないかと思います。配信後はその効果を確認することも大切。数字をみながら改善を重ねてみてください。
オノフブログでは、他にもメルマガの効率的な配信の方法をまとめた記事もあります。
ぜひご覧ください!