前回の調査では、半年前と直近の「外食・デリバリー・テイクアウト」の頻度を比較すると、外食をする機会は減少傾向にあり、デリバリー・テイクアウトの利用は増えていることが明らかになりました。
客足が少しずつ戻りはじめている飲食店ですが、みなさんは利用についてどのような意見があるのでしょう?
今回は、今後の外食・デリバリー・テイクアウト『外食編』をお届けします。
現在は外食を敬遠する傾向
今後、利用を考えている外食のシーンとして「昼食・ランチで外食をする」は75.5%、次いで「夕食・ディナーで外食をする」73.7%、「複数人での会食(飲み会・宴会含む)をする」53.8%でした。
コロナウイルス対策に関係なく利用したいという意見は10%前後で、ウイルス対策がされていれば利用したいとする層のほうが多い結果になりました。現在はまだ抵抗感があり、敬遠している様子が見受けられます。
外食による感染の不安が理由に
外食をしたくない理由としては、「外食による新型コロナウイルスの感染が怖いから」が最も高く55.0%、次いで「自宅で料理・自炊を行うので」が38.8%でした。
性年代全体で見てみると、外食をしたくないという意見は女性からが多く、男性からは少ないようです。
女性の方が新型コロナウイルスの感染への不安を感じやすい傾向があるようです。
女性は徹底した対策を望んでいる
飲食店にしてほしい新型コロナウイルス対策としては「アルコール除菌の設置」が70.3%で最も高く、次いで「店内の席が一定の間隔がある」が64.8%でした。
性年代全体で見てみると、こちらも女性からの意見が多い結果になりました。
とくに40代以上の層は、家族のためにコロナ関連情報を集めて、飲食店で行っている感染症対策にも敏感なっているのかもしれません。
外食に対し現在はまだ敬遠する傾向にあり、感染への不安が理由になっていることが分かりました。
飲食店は、withコロナに対応する感染防止策に取り組んでいると感じます。
利用する側として正しく理解し、必要以上に恐れることなく外食を楽しみたいところですね。
前回の調査結果で、直近の利用増加が明らかになったデリバリー・テイクアウトですが、今後の利用意向はどのようなものになるのでしょう?
次回は、今後の外食・デリバリー・テイクアウト『デリバリー・テイクアウト編』をお届けします。
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