(前回の記事)新型コロナウィルスによる影響により家で過ごす時間が増え、自宅にいながらお店の味が楽しめるデリバリー・テイクアウトの需要が高まりました。
緊急事態宣言発令前(およそ半年前)と現在を比べると、利用頻度に変化はあるのでしょうか?
また、飲食店で外食をする機会はどのようになったのでしょう?
今回は、半年前と直近の外食・デリバリー・テイクアウトの頻度を調査しました。
昼食時の外食利用が多い
半年前の外食・デリバリー・テイクアウトの頻度を聞いたところ、週1日以上の利用シーンは「昼食・ランチで外食する」が24.4%、次いで「夕食・ディナーで外食をする」が15.6%、「複数人での会食をする」が6.6%になりました。
昼食・ランチ時の外食は、お店で食事をすると気分転換になるので、利用している人が多いのではないでしょうか。
デリバリー・テイクアウトが微増傾向に
直近(8月以降)の外食・デリバリー・テイクアウトの頻度を聞いたところ、最も割合が高かったのは半年前と変わらず「昼食・ランチで外食をする」で20.2%でした。
とはいえ、半年前との差を比較したところ「昼食・ランチで外食をする」は週1日以上・月1日以上ともに減少傾向であり、「夕食・ディナーで外食」「複数人での会食」も同様に減少しています。
一方で「デリバリーサービスを利用する」「飲食店のテイクアウトメニューを購入する」は半年前に比べると微増傾向が見られました。
半年前と直近の8月を比較すると、外食をする機会は減っていますが、デリバリー・テイクアウトの利用は微増しているようです。
自粛期間中にデリバリーやテイクアウトを利用し始めて、現在も継続して利用しているのかもしれませんね。
以前と比べて減少傾向にある外食ですが、これからの利用についてどのような意見があるのでしょうか?
次回は、今後の外食・デリバリー・テイクアウト『外食編』をお届けします。
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