毎日の生活で欠かすことのできない食品。
新型コロナによる外出自粛要請を受け、通信販売や実店舗で購入した食品の買い置きや備蓄をしたという人も多いのではないかと思います。
自粛要請が緩和されつつある現在、食品ストック需要はどのようになっているのでしょう?
今回は、ストックしている食材・ストック量についての調査結果をお届けします。
簡単に調理ができる食材をストック
自宅でストック・備蓄している食材は「米やパン、麺類など」が47.0%と最も多く、次いで「カップ麺や乾麺」が46.5%、「飲料」が40.2%となりました。
性年代別で見てみると、40代以上の女性と、18歳以上の子供がいる世帯はストックしている食材が多いようです。
簡単に調理ができる食材や、そのまま食べられるような食材をストックする傾向が見られます。
購入場所はスーパーマーケットが最多
ストック・備蓄している食材の購入場所を食品ごとに見てみると、その他を除く食品は「スーパーマーケット」で購入している割合が非常に高く、次いで「通信販売」「ドラッグストア」になりました。
スーパーマーケットは特売日やセールがあるので、よく使うストック食材が安く売られている時にまとめて購入しているのかもしれません。
調味料と嗜好品のストック量が多い
ストック量を食材別に見てみると、「各種調味料」と「嗜好品」は約7割の人が10日分以上のストックをしており、次いで、「米やパン、麺類など」「アルコール飲料」「飲料(ペットボトル、缶、紙パック等)」という結果になりました。
長期間保存ができ、使用頻度の高い食材を多めにストックしてあるようです。
ストックする食材を購入する場所はスーパーマーケットが最も多く、使用頻度が高く日持ちするものや、調理が簡単な食材を多めに購入していることがわかりました。
それでは、このような食材をストックしている理由や意向とはどのようなものになるのでしょう?
緊急事態宣言後、ストック量に変化はあったのでしょうか?
次回は、『食品ストック』理由・変化・意向についての調査結果をお届けします。
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