『リモートワーク』現在の実施状況は?
新型コロナウィルスの感染対策をきっかけに、多くの企業で取り入れられた『リモートワーク』。
緊急事態宣言が解除されてから出社が再開となり、継続している企業が少なくなったと感じる人もいるのではないでしょうか?
今回は、『リモートワーク』を実施している人がどのくらいいるのか、また実施に伴って困っていることや欲しいものについての調査結果をお届けします。
実施率はわずか3割程度
リモートワークの実施状況について、「リモートワークをすることはない」が69.0%と、7割近くの人が実施しておらず、実施している人は3割程度にとどまる結果になりました。
地域別に見てみると「関東地方」では「リモートワークをすることがある」と回答した人が43.1%と、他の地域に比べ実施者の割合が多くなっています。
関東地方は、企業が首都圏に集中していることから、リモートワークの高い導入率が見られました。
リモートワークをすることがありますか?頻度もお答えください
できていたことができなくなる
リモートワークの困りごととして、「運動不足」が38.9%、「オンとオフの切り替えが難しい」が38.5%と、ほぼ同じくらいの割合になりました。
いままでは通勤時間が運動にもなっていたため、気持ちの切り替えができていたのかもしれません。
次いで「座りづらい」が31.1%、「画面が小さく作業しづらい」が25.3%と、作業環境が整っていないことによる不便さを感じている人が多いようです。
リモートワークで困っていることはありますか?
作業環境を整えたいとの声
リモートワーク時に欲しいもの・サービスは、「デスク」が40.5%、「椅子」が36.5%、「プリンター」が25.7%、「PCモニター・ディスプレイ」が23.6%と、多くの人が職場の環境に近づけたいと考えているようです。
設備関連以外に「マッサージ器具」「お弁当サービス」が17.2%と続いており、男女別に見てみると「マッサージ器具」は女性により需要があるという結果になりました。
リモートワークで欲しいものやサービスはありますか?
リモートワークを実施している人は3割程度にとどまり、ほとんどの人が出社をしていることがわかりました。
実施している人からは、作業環境を整えたいという声が多くあがっています。
そのことから、仕事に適していない環境でリモートワークをしている人が多数いることが明らかになりました。
作業環境以外に、毎日のことで気になるのが食事事情。一日中自宅で仕事をする中で、どのように食事をとっているのでしょう?
また、リモートワークにおいて、あったら嬉しいと思う会社の制度とはどのようなものでしょうか?
次回は、「リモートワークの食事事情・会社の制度」についてのアンケート結果をお届けします。
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