『SDGs』をどこで知る?
(前回の記事)過去4回にわたり、国際目標『SDGs』についての調査結果をお届けしてきました。1回目の調査結果では、『SDGs』の認知度が高いとは言い難い状況でありながら、若年層を中心に浸透が進んでいることがわかりました。それでは、この『SDGs』という国際目標を知っている人は、どんな媒体から情報を得たのでしょうか? 今回は、『SDGs』をどこで知ったのか?という情報源についての調査結果をお届けします。
『SDGs』をテレビで知る人が最多
『SDGs』を知るきっかけになったメディアは、「テレビ」が49.0%と最も多く、次いで「Webニュース」が32.8%、「新聞」が23.4%と続く結果になりました。
属性別に見てみると、「テレビ」と回答したのは30代~60代男性と50代~60代女性に多く、「テレビ」「新聞」と回答したのは50代~60代男性に多く見られました。
また、「SNS」と回答したのは20代~30代男性が他の世代に比べると割合が多く見られるようです。
「SNS」をきっかけにして情報を知った人の割合は、若年層のほうが他の世代よりも高い傾向になりました。
テレビで見かける機会が増加傾向に
また、日頃から『SDGs』という言葉を見かけるようになった媒体としては「テレビ」が41.1%と最も多く、次いで「Webニュース」が27.2%、「新聞」が18.8%と、知るきっかけと順位が同じであることがわかりました。属性別に見てみると、男女ともに60代は「テレビ」、20代~30代は「新聞」よりも「SNS」が多いようです。「テレビ」はCM、「SNS」はタイムラインで閲覧する機会が増えてきているのかもしれません。
『SDGs』を見聞きする場としては「テレビ」が最も多いという結果になりました。
新型コロナウイルスによる影響で、自粛期間中にメディアに触れる機会が増えたという人も多いのではないでしょうか?
世界全体の取り組みというスケールの大きさから、『SDGs』を自分事として捉えることはなかなか難しいかもしれませんが、まずは意識をするところから始めてみるのもよいかもしれませんね。
『SDGs』の取り組みのひとつには『働きがいも経済成長も』という目標があります。昨今では、新型コロナウイルスの影響を受けて在宅勤務を推奨する企業が増えていますが、実践している人はどのくらいいるのでしょう?
次回は、「リモートワーク」についてのアンケート結果をお届けします。
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