今回は、女性が抱えているおやつ・料理・運動に対する理想と現状についての調査結果をお届けします。
おやつについて
おやつを食べるシーンは、全体で「小腹がすいたとき」が58.0%と高く、次いで「口寂しいとき」が37.0%、「疲れたとき」が35.5%と続きました。
年代別では若年層になるほど「生理前・生理中のとき」、「イライラした/ストレスが溜まったとき」が他の年代よりも高い人が多い結果に。50代は「食後のデザートに」、60代は「おやつの時間(10時、15時など決めた時間)」が高く、高齢層になるほどおやつを食べることが習慣化していることも読み取れました。
また、「働いている/子あり」の人は「イライラした/ストレスが溜まったとき」、「働いていない/子あり」の人は「自分時間を楽しみたいとき」が高い傾向にあります。
「イライラした/ストレスが溜まったとき」におやつを食べている人は、おやつを食べることでイライラ解消になってはいるものの、同時に罪悪感を抱いている割合も高い傾向にありました。
また、「イライラした/ストレスが溜まったとき」におやつを食べている人というのは若年層の割合が高く、若年層は「おやつはカロリーを気にせず好きなものを食べたい」といった意識も高い結果となっていました。
おやつを食べるシーン
料理について
料理に対する意識は、全体で「料理の後片付けをするのが面倒だ」が35.4%と最も高く、「自炊の方が節約になる」が35.0%、「その日の献立を考えるのが面倒だ」が32.2%と続きました。
また、「時短の為におこなっていること」を料理の頻度別に見てみると「頻度High層」は「あり合わせの材料で作る」、「食材をまとめ買いする」が高く、「頻度Middle層」は「総菜など出来ている物を購入する」「カット野菜を利用する」、「頻度Low層」は「温めるだけの冷凍食品を利用する」が高い傾向にありました。
料理に対する考え・意識【全体】
時短の為に行っていること
運動について
運動をする/したい目的は、全体で「健康維持のためにしている/したい」人が56.1%と多く、次いで「体力維持のためにしている/したい」が46.4%という結果に。
運動内容別にみると、全体で「ウォーキング」をしている人が46.6%と他よりも圧倒的に高く、高齢層になるにつれて実施している人が多い傾向にあります。また、「一日あたり合計30分程度の徒歩」を行っている人ほど「体力/気力がない」と回答している割合が高いことから「通勤や通学を利用した徒歩」を軽い運動としてとらえている人もいるのかもしれません。
年代別に運動に対する気持ちをみたところ、30~50代は「面倒になって続かない」、「疲れる」が高く、また30代は「時間がない」も高い結果となっていました。この年代は仕事や子育てをしている割合が多いと考えられるため、忙しくて時間を作ることができず、面倒になってしまう人が多いのかもしれません。
運動内容
運動に対する気持ち
今回の調査で、おやつに関しては、若年層はおやつを食べるのであれば、カロリーを気にせず食べたいという欲望があるものの、体型など見た目を気にして日常的におやつを食べているのを我慢していることがうかがえました。
料理については、世帯の人数が多くなるほど料理をする頻度も多くなることから、節約のために毎日料理をするものの、時短をして料理が楽にできるよう工夫していることがうかがえました。
運動については、年代が上がるにつれて、加齢に伴う不調が身体に現れ、健康をより気にし始めることで運動意向が高まり、実際には自分でできる範囲内で運動をしていることがうかがえました。
ここで紹介している設問以外にも「おやつの種類【シーン別】」、「運動内容」、「料理をする頻度」など女性のおやつ・料理・運動に関する意識を深掘りしています。より詳細なデータは以下のリンクよりダウンロードいただけますので、ぜひご活用ください。