前回の調査結果で、国際目標『SDGs』は、若年層を中心に浸透しつつあることが明らかになりましたが、この取り組みに対してどのような関心が寄せられているのでしょう?
今回は、『SDGs』への関心についての調査結果をお届けします。
目次
20代と60代の関心が高まる
『SDGs』について「関心がある」は11.2%、「やや関心がある」が28.8%と、全体で4割の人は関心があると回答しています。
属性別に見てみると、男女とも20代と60代が比較的関心が高い傾向にあるようです。
『SDGs』について関心はありますか?
関心の先は日常生活に関わる内容に
『SDGs』関連の17項目のうち、優先的に解決すべきだと考えているもので最も多い意見は「気候変動や自然災害への対策を確立すること」が36.4%、次いで「すべての人が健康的な生活をおくれるよう、必要な医療等が受けられるようにすること」が35.8%と続く結果になりました。
属性別に見てみると、上位の「気候変動や自然災害への対策」「必要な医療が受けられる」を選択した人は、男女ともに60代に多く見られました。
日常生活に基づいた内容から優先すべきだと考えている人が多いのかもしれません。
優先的に解決すべきだと思う項目をお選びください
20代と60代の関心度が比較的高く、「優先して解決すべきだと考えている項目」では、自然災害と医療に関する内容に注目が集まっていることから、日々のくらしに関係する内容に関心を寄せていると言えそうです。
大手企業のみならず中小企業においても積極的に取り組まれるようになった『SDGs』ですが、この取り組みを行っている企業や、商品・サービスへの印象はどのようなものでしょうか?
次回は、「SDGsへの印象」についてのアンケート結果をお届けします。
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