賛成?反対?GoToトラベルキャンペーン
新型コロナウィルスの影響で、世界中で経済に大打撃を受けている昨今ですが、経済を回すべく、2020年7月22日より飲食業や観光業等の需要喚起と、地域活性化に向けて計画された『Go Toトラベルキャンペーン』がスタートしました。
コロナ禍が収束していない状況でのキャンペーン実施については、専門家の中でも賛否両論がありますが、みなさんはどのようにお考えでしょうか?
今回は『Go Toトラベルキャンペーン』についての意識調査の結果をお届けします。
79.4%の人が「反対」と回答
『Go Toトラベルキャンペーン』が7月22日から開始されたことについて、「反対」が79.4%と大多数を占めており、「賛成」は20.6%に留まりました。
「反対」と回答した中で、最も高かったのは60代の85.6%、次いで50代の82.1%と続き、高齢になるにつれ「反対」と回答する人が多くなる傾向です。
「賛成」と回答した理由は「経済の活性化」、「反対」と回答した理由は「コロナ感染拡大の不安」が挙げられています。
『Go Toトラベルキャンペーン』が7月22日から開始されることに対して賛成?反対?
東京都だけではなく、全面的な延期を求める声も
追って発令された東京都居住者・東京発着の旅行を除外とする方針について、「東京都の除外は仕方がない(適切な対応だと思う)」と回答した人は23.3%、「一部対象外でなく、全面的に延期すべきだ」という意見が47.4%と最も多く、約半数を占める結果となりました。
東京への旅行、東京都民の利用は対象外となったことについてどうお考えですか?
観光客増加に対して感染拡大を懸念
居住区域に観光客が訪れることに対し「混雑が発生することによるコロナ感染が心配」という意見が最も多く合計84.1%、「地域の活性化に良いと思うものの、コロナの感染が心配」という意見が50.3%、次いで「コロナの感染が心配。地域の活性化に良いと思わない」が33.7%と続き、大半の人がコロナ感染に不安を抱いていることがうかがえます。
居住区域に観光客がやってくることについてどうお考えですか?
コロナ禍の中、経済の活性化につながるキャンペーンではありますが、新型コロナウィルス感染者が増加している今は、まだ開始すべきではないという意見が大半を占める結果になりました。
では、今後旅行に行く場合、どのように利用したいと考えるのでしょうか?
次回は『Go Toトラベルキャンペーン』利用意向についてのアンケート結果をお届けします。
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