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サーバーの構成例はどのような種類があるか？要件・優先順位別に解説
できるだけコストを抑えたい場合
費用優先は以下の構成例となります。
要件
アクセスはそんなにない（月間100万PV程度） アプリケーションもWordpressが入ってるぐらいできるだけサーバーのコストはおさえたい場合の構成です。
構成例
一台構成またはWeb＋DB構成
・レンタルサーバー
・SSL（JPRドメイン認証）
・ドメイン
注意点
・高負荷への対応はできない
・サーバー故障の場合のダウンタイムが存在
・ OSアップデートなどで、ダウンタイムが存在
データを死守したい場合
データのロストが絶対に許されない場合は以下です。
要件
・社内で使用するWebアプリケーションを作る
・顧客情報や注文データが入っている為、データロストは絶対に許されない。
構成例
DB複数台構成＋バックアップストレージ
AWS EC2１代、RDS２
SSL取得設置・CSR発行・ドメイン設定
注意点
・高負荷への対応はできない（対応したい場合は、WEBサーバも複数台orロードバランサー）
社内アプリケーションなのでリソース不足は社内で調整してもらう
・1～４時間単位での定期バックアップ（別サーバー）は必須
・最悪の場合、１時間程度のデータロストが発生する可能性がある
キャンペーンサイトを運営したい場合
キャンペーンなどで短期的な利用で、アクセスが集中する場合は以下です。
要件
・1ヶ月のプレゼント・キャンペーンを実施、CMを打つのでアクセス集中を覚悟する必要がある場合
・プレゼントの応募フォームがあって、応募者を最後に集計する場合もある
構成例
Web複数台構成、CDNも設置
AWS EC2×2 RDS×1 WAF ELB CloudFront
SSL取得設置・CSR発行・ドメイン設定 年額3万～
注意点
・個人情報も扱うならWAFも設置
・期間が１ヶ月(720時間）なので、1時間の停止でも稼働率が99.9%を切ってしまうので、可用性の確保も重要
・事前の負荷テストが重要
