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WEBサイトを安定的に運用する為には?サーバーの構成方法を解説
WEBサイトを安定的に維持することはWEBサイトの運用で大切なことです。
ではサーバーを落とさない為にはどのような組み合わせが良いか、解説致します。
1台構成の場合(Standalone)
メリット
・コストが安い
・1台なので、運用が楽
デメリット
・落ちないようにするために、それなりに高スペックのサーバーが必要=コスパが悪い
・可用性が低い
・データーの保護ができない
・高負荷への耐性がない。1台の為、ダイレクトに負荷がかかる。
・拡張性がない
※スケールアップは可能。メモリやハードディスクを増設したり、CPUをより上位スペックに交換
WEBとDBを分離する場合
メリット
・コストが安いほう
・運用はまだ楽なほう
・それぞれのサーバーのスペックを特化できる=コストパフォーマンスが良い
・データベースをインターネットから分離できるので、ちょっと安心
デメリット
・可用性が低い(MTBFを考えると一台構成より低くなる)
・高負荷への耐性がない
・拡張性がない(スケールアップは可能)
WEBの冗長化
メリット
・高負荷に強い
・可用性が高い(一台のWebサーバーが停止してもサービスを継続できる)
・それぞれのサーバーのスペックを特化できる=コストパフォーマンスが良い
・データベースもWebサーバーもインターネットから分離できるので、安心
・Webサーバーを増やせるので拡張性が高い
デメリット
・コストが高い
・運用が難しい
・アプリケーションがWebサーバーのファイルシステムを使用できない。
PHPセッションもそのままでは使えない
DBの冗長化
メリット
・高負荷に強い
・可用性が高い(一台のWebサーバーまたはDBサーバーが停止してもサービスを継続できる)
・それぞれのサーバーのスペックを特化できる=コストパフォーマンスが良い
・データベースもWebサーバーもインターネットから分離できるので、安心
・データベースもWebサーバーを増やせるので拡張性が高い
デメリット
・コストがすごく高い
・運用がすごく難しい