オンライン会議システムの利用頻度と、オンライン飲み会の開催頻度
コロナ感染防止策で推進され始めたリモートワーク。みなさんは社内外の方のコミュニケーションをどのように対応されていますか?毎日出社して業務を行っている時は電話にファックス、メールと複数のツールを活用していたものが、リモートワークになるとテレビ会議などオンラインでのコミュニケーションが中心になってきています。そこで今回は、外出自粛要請の発令後に、会議や飲み会で利用したオンライン会議システムの利用状況や、使用頻度についてアンケートで聞いてみました。
ZOOM利用者は全体の26.4%
オンライン会議ツール 『Zoom』を「利用・体験したことがある」と回答した人は、全体の26.4%。利用者の中では週1回ペースが最も多く、『20代が8.7%、次いで30代が7.0%となり、年代が上がるにつれ少なくなる傾向です。
Skype利用者は全体の21.2%
「無料通話・無料チャットが可能なコミュニケーション ツール 『Skype』を利用・体験したことがある」と回答した人は全体の21.2%。利用頻度と年代は、先述の “Zoom” と同じく「週に1回」で、20代、30代が最も多い結果となりました。
LINEなどのテレビ通話機能利用者は全体の32.4%
LINEなどのテレビ通話機能を「利用・体験したことがある」と回答した人は、全体の32.4%。他のオンライン会議システムやサービスに比べて利用者数が多く、
また、「月に1回以上利用」している割合は20代が高い傾向です。
オンライン飲み会を「月に2~3回」利用する年代は20代が最多
また、これらのツールを利用してのオンライン飲み会は、「月に2~3回」が9.0%と最も多く、20代が他年代と比べて5ポイント以上高い結果となりました。対して50代以上では「利用・体験したことはない」と回答した人が約9割を占めます。
世代による結果の違いが明らかに
会議や飲み会を含めて、公私ともに「スマホ世代」と呼ばれる20代、30代のオンラインサービス利用率が高い結果となりました。
普段からLINEなどのオンラインツールでコミュニケーションを取ることに慣れている世代は、利用することに対するハードルが低いようです。
また、同層は仕事においてもマネジメントよりもより現場で働く方が多いため、リアルタイムで多くの方とのコミュニケーションが求められるという背景もあるかもしれません。一方、50代以降の方はマネジメント世代の中心でもあるため、業務連絡は結果報告など、従来のメールや直接電話でも事足りるということなのかもしれません。
Withコロナの生活のなか、世代によるコミュニケーションの取り方の違いは、今後のライフスタイルにおいて、どんな影響を与えることになるのでしょう?
今後も引き続き、調査を行っていく予定です。
次回はキャッシュレス決済の利用状況に関するアンケート結果をお届けします。
7/31(金)更新予定です!