緊急事態宣言解除後、ネットでの商品購入頻度は増えた?減った?
オノフでは、新型コロナウイルスの感染拡大防止対応が消費者の生活にどのような影響を与えるか調べるため、外出自粛要請がなされる前(2020年1~2月ごろ)/外出自粛要請や緊急事態宣言が出されていた期間(2020年3月ごろ~5月中旬ごろ) /緊急事態宣言が解除された後(5月後半以降)の日々の過ごし方の変化について定点観測しています。
今回は、外出自粛要請がなされる前(2020年1~2月ごろ)と比べて、緊急事態宣言が解除された後(5月後半以降)に、ECサイト(楽天やAmazon、メーカーの通販サイトなどネット上でのオンラインショッピングサイト)やオークションサイト・フリマサイトなどネットでの商品購入頻度は増えたのか?調査結果をお届けします!
「増えた」と回答した人が26.1%
ECサイトやオークションサイト・フリマサイトなどネットでの商品購入について、外出自粛要請前と緊急事態宣言解除後では「変わらない」が69.6%で最も多く、「増えた」と回答した人は26.1%でした。2割以上の人が「増えた」と回答していることから、宣言解除後も消費者のネットショッピングに対する意識行動がコロナ以前に戻ったわけではないことがうかがえます。
女性の全年代でネットでの商品購入が増加
「増えた」と回答した人の割合が高いのは、どの層でしょうか。男女どちらも20代が他の年代と比べて最も高く約3割となっていました。次いで30代、40代と続き、50代が最も低く、60代は40代と同程度の割合となっています。
また、どの年代においても、男性に比べて女性の方が高い傾向にありました。
他の世代と比べ独身世帯が多い20代と、日頃からショッピングの頻度が高い女性のネットでの商品購入が増加傾向にあります。
では、具体的な購入頻度や購入金額ではどんな変化があったのでしょうか。
この調査については、次の記事でお届けします!