動画サイトへの課金額はいくら?
前回の調査結果において、動画配信サービスでは無料コンテンツや月額料金の安いサービスがよく見られている傾向があり、なかでも『YouTube』は視聴時間が長く満足度も高いことがわかりました。
では、有料のコンテンツを視聴する場合の課金額はいくらぐらいになるのでしょうか?
また、どのようなデバイスを使用して動画を視聴しているのでしょう?
今回は、動画サイトへの課金・使用デバイスについての調査結果をお届けします。
1ヶ月平均課金額は2000円未満
視聴している動画サイトへの1ヶ月平均課金額は、2000円未満が最も多く『Amazonプライムビデオ』が54.8%、次いで『Netflix』が39.7%となりました。
課金なしでは『YouTube』が8割以上と最も高く、次いで『ニコニコ動画』で78.7%です。
平均課金額を見てみると『YouTube』は488円と最も低い金額になり、次いで利用者の多い『Amazonプライムビデオ』は1203円、最も平均課金額が高いサービスは「Hulu」で1718円でした。
(※平均課金額は加重平均で算出)
メインデバイスはスマートフォン
動画を視聴する際に使用するデバイスは『iPhone』が最も高く45.5%になり、次いで『ノートPC』で29.5%、『スマートフォン(iPhone以外)』で25.4%と、動画を視聴する際のメインデバイスはスマートフォンを使用している人が多いということがわかりました。
性年代別で見てみると15歳~20代男女および30代女性で『iPhone』が高い数値となっており、全体と比較して高い割合になっています。
職業別で見てみると学生の『iPhone』が69.4%となっており、若年層の学生は『iPhone』の所持率と共に動画視聴率も高いようです。
視聴している動画サイトへの1ヶ月平均課金額は、2000円未満が最も多く、動画を視聴する際はスマートフォンを使用している人が多いという結果になりました。
できるだけ課金をせずにスマートフォンで気軽に楽しめる動画コンテンツは需要があるのかもしれません。
前回の調査結果で、平均視聴時間が長く一番見られているサイトはYouTubeで、満足度も高いことが明らかになりましたが、どんな場面で視聴されているのでしょう?
次回は、YouTubeの視聴シーンについての調査結果をお届けします。