今回は「メルマガ運用」についての記事をまとめました。
企業におけるメルマガの重要性なども含めて参考になればと思っています。
興味があれば、是非最後まで目を通して頂けると嬉しいです!
メールマーケティングのメリット
メルマガには他のマーケティング手法にはない大きく分けると3つのポイントがあります。
1件あたりのコストを抑えられる
配信コストが高額なダイレクトメールと比べて、物理的なコストはかからず、一度に大量に送信すればするほど1件あたりの経費も安く済ませることが出来ます。また広告費などに比べても非常に安価に実装が可能です。
ユーザーに直接アプローチ可能なプッシュ型
ホームページなどはプル型で訪問したユーザーにアプローチするのに対して、メルマガは「プッシュ型販促」と呼ばれ特定のサービスや商品を個人に対してダイレクトに案内することが出来ます。また販促以外にもブランディングや継続的な顧客との接点を生むことが可能となります。
特定のユーザーに向けた情報を届けることが可能
セグメントメールと呼ばれる読者登録の際に様々な項目で読者を分類することで、年齢や性別など細かく分類したユーザーに対して読者層に合ったメルマガ配信を行うことが出来る魅力もあります。
このような3つのメリットが他のマーケティング手法にはないメルマガのメリットとなります。
メルマガ運用の方法
メルマガ運用の方法を7つのステップで説明します。
STEP1:メルマガの目的を決める
効果があり、質の高いメルマガにするためにも、まずは明確な目的を設定します。
目的設定の際の注意点は、「開封率」や「クリック率」などではなく、「そのメルマガ配信によってどのような効果を得たいのか」を決めることです。
STEP2:ターゲットを決める
マーケティング効果の高いメルマガにするためには、常にメルマガを送る相手を「ターゲット」と考えて作成することがポイントです。
ターゲット像は、「年齢」や「性別」、「職業」、「メルマガ登録の理由」等、詳しく分類することで、ターゲットの興味に訴えかける内容にすることが出来ます。また「過去に商品購入経験がある」「最終購入から時間が経っている」など、アクションをベースにフラグをつけることも方法の一つです。
STEP3:メルマガに掲載するコンテンツのテーマを決める
メルマガの目的が決まったら、ユーザーに届ける情報を明確にしていきます。
メルマガの内容には、「商品の案内告知」や「キャンペーン情報」、「コラム」、「関連サービスの紹介」などがあります。
カテゴリを決めた後は、「具体的にどのコンテンツを掲載するか」まで決めて、ExcelやGoogleスプレッドシートなどにまとめておきましょう。ポイントとして、事前にテーマをストックしておくことで、配信を継続していく中でメルマガの内容に困ることが減るので、継続していくために必要な作業です。またメルマガのテーマが枯渇すると、配信頻度が乱れやすく、最悪の場合施策自体が止まってしまうこともあるため、事前にある程度掲載するコンテンツを決めておくことがおすすめです。
テーマに困ったら、その時々で話題になっていることを取り上げるといいでしょう。
STEP4:配信頻度を決める
メルマガに載せる情報やネタを十分に集めて、最初に決めた目的を達成できる配信頻度であるか確認します。他のマーケティング施策と同様に、メルマガも長期的に継続ができるよう、配信頻度を慎重に決めることが大切です。
初回は一度メルマガを作ってみて、かかる時間を確認してから配信頻度を決めるといいでしょう。
STEP5:メルマガの本文を作成する
以下のポイントを押さえて、効果が出るメルマガを作成しましょう。
・1メール1メッセージにする(複数のテーマを1つのメールにまとめない)
・文章は200~300文字程度を目安にし、長すぎないようにする
・ファーストビューにCTA(誘導したいページへのリンク)を設置する
※CTAは「テキスト」や「URL」ではなく「ボタン」で設置する
STEP6:メルマガのタイトル(件名)を決める
メルマガの件名は、ユーザーがそのメルマガを開封するかどうかを左右する、重要なポイントです。
開封につながる件名にするためには、次のようなポイントを押さえることがコツです。
【件名作成のコツ】
・30文字までが理想的
・前半15文字以内に重要な内容をまとめる
・本文を要約した内容を意識する
・読み手にとってのメリットを具体的に提示する
・期間限定のメリットがある場合は強調する
・インパクトのある単語や数字などを盛り込む
件名はコンパクトかつ印象に残るものになるよう、注意しましょう。また少しでも情報量を増やすために、キーワードの重複はなるべく避けたほうが良いです。
STEP7:配信を実施する
本文やタイトルが決まったら、配信を実施します。
配信日やリンク先のURLにミスがないよう、ダブルチェックをしましょう。メルマガは定期的に配信するものなので、担当者1人だけだと長い目で見たときにミスが発生しやすくなります。
またメールの到達率も重要です。サーバーの安定性に優れたシステムは、常にメルマガの配信ができる状態ですので、サーバーのダウンでチャンスを逃すということがありません。
メルマガ運用のコツ、ポイント
メルマガで集客力を上げるには、いくつかコツがあるので、ご紹介します。
・”自分事”と思えるタイトルにする
・読み進めたくなる読者視点の内容にする
・読みやすさを意識する
・次のアクションへの動線を作る
・配信頻度と配信スケジュールを工夫する
・属性に合わせたメールマガジンを配信する
・継続的に配信し、効果測定する
上記のようなことがメルマガ運用のコツ・ポイントとなります。
「配信頻度と配信スケジュールを工夫する」に関しては、セグメント(属性)ごとにメルマガが読まれやすい・読まれにくい時間帯をお伝えします。
【会社員】
読まれやすい時間帯:8:00頃、ランチタイム、アフターファイブ
読まれにくい時間帯:休日の日中、休日明けの午前中
【主婦】
読まれやすい時間帯:10:00~15:00の間
読まれにくい時間帯:平日の早朝、平日の夕方以降、休日
【学生】
読まれやすい時間帯:20時以降
読まれにくい時間帯:平日の日中、休日
【シニア】
読まれやすい時間帯:午前中
読まれにくい時間帯:夜間
ちなみに日本一のメルマガの達人と言われているのが“楽天市場に出店している店長さんたち”です。彼らの多くはオーナーでもあるので、「上司の目」を気にして萎縮することなく、伸び伸びと新しい試みをメールマーケティングの世界に導入する先駆者です。
また、楽天には「WEB:メール=2:8の法則」というキーワードがあります。店舗運営の労力の80%はメールに費やすべきであるという教えを忠実に守る店長たちはメルマガ達人集団とも言えると思います。
是非楽天市場のメルマガを参考にしてみてください。
メルマガとリードナーチャリングについて
メルマガのKPIの指標を考える際に、「なぜKPIを設定し達成する必要があるのか」を理解することが重要であり、ここには「リードナーチャリング」が密接に関係しています。
まず「リードナーチャリング」とは、主にコールドリードと呼ばれる見込み客との関係性を構築して、商談や受注に繋げることを指します。
この「リードナーチャリング」は様々な手法がある中、広く定着している手法がメルマガです。特にBtoB企業を相手にリードナーチャリングを行う場合には、購買プロセスが長期間に及ぶため、継続可能なリードとの接触方法は自然とメルマガに限られてきます。低コストで定期的にリードにアプローチ可能なメルマガは、リードナーチャリングに最適なツールだと言えるでしょう。
今回はメルマガのメリットや運用方法、コツなどについてご説明させて頂きました。ちなみに日本一のメルマガの達人と言われているのが“楽天市場に出店している店長さんたち”です。彼らの多くはオーナーでもあるので、「上司の目」を気にして萎縮することなく、伸び伸びと新しい試みをメールマーケティングの世界に導入する先駆者です。
また、楽天には「WEB:メール=2:8の法則」というキーワードがあります。店舗運営の労力の80%はメールに費やすべきであるという教えを忠実に守る店長たちはメルマガ達人集団とも言えると思います。
是非楽天市場のメルマガを参考にしてみてください。
メルマガとリードナーチャリングについて
メルマガのKPIの指標を考える際に、「なぜKPIを設定し達成する必要があるのか」を理解することが重要であり、ここには「リードナーチャリング」が密接に関係しています。
まず「リードナーチャリング」とは、主にコールドリードと呼ばれる見込み客との関係性を構築して、商談や受注に繋げることを指します。
この「リードナーチャリング」は様々な手法がある中、広く定着している手法がメルマガです。特にBtoB企業を相手にリードナーチャリングを行う場合には、購買プロセスが長期間に及ぶため、継続可能なリードとの接触方法は自然とメルマガに限られてきます。低コストで定期的にリードにアプローチ可能なメルマガは、リードナーチャリングに最適なツールだと言えるでしょう。
今回はメルマガのメリットや運用方法、コツなどについてご説明させて頂きました。
弊社ではCRMサービスを提供していますので、お気軽にご相談ください。