美は良質な睡眠から。誰もができる、美への近道
皆さん、こんにちは!
最近、寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
冬の乾燥で、なんだか肌の調子が安定しないと悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今日は、美容にまつわるケアコンテンツ監修を手掛ける、岩本 麻奈さんのお役立ち情報をご紹介いたします。
岩本 麻美さんとは、日本コスメティック協会名誉理事長で、再生医療や美容皮膚に携わる皮膚科医師。
メディアでも多数紹介されている、「睡眠美容のススメ」(西村書店)の著者でもある方。
睡眠不足である状態は、なんとなく美容や健康に「よくないもの」、と感じている人は多いと思いますが、
ずばり見た目にも大きな影響を及ぼしているのです!
2017年にスウェーデンのカロリンスカ研究所で行われた実験で、男女25人の被験者を、
2夜連続で5時間睡眠と8時間睡眠のグループにわけ、その後に撮った写真を別の男女122名に見せた結果、
5時間睡眠の方はあきらかに「魅力的でない」「付き合いたいと思えない」といったマイナス評価が増えたのです。
この結果を見て、睡眠って「思ったより大事!」だと思った方、いらっしゃいますよね?
毎日訪れる睡眠タイム。そのありがたさを改めて感じてみませんか?
睡眠の質の低下が老化を進行させる
日本女性の平均睡眠時間は7時間15分と、世界の平均時間の8時間27分に比べて1時間以上もの開きがあります。
さらにほとんどの国では男性の方が睡眠時間が短いのに、日本は女性の方が圧倒的に短いという驚愕の事実も判明。
日本人女性は美を維持しづらい環境にいるのかもしれませんね。
肌や筋肉など、細胞の生まれ変わりを促進する「成長ホルモン」は、「若返りホルモン」とも言われていて、
1日の分泌量の約7割は睡眠中に分泌されます。美容の根幹は、この自分が作り出す「成長ホルモン」ですが、
20代がピークとなり25歳過ぎると急激に低下してしまいます。
睡眠時間は世界に比べると短め、また年齢を重ねると成長ホルモンの分泌も少なくなってしまう…
じゃあどうしたらいいの!?と思ってしまいますよね。
でも安心してください。今日から意識や習慣を変えてみるだけでも変わってきますよ。
一番手軽で簡単な方法はしっかり湯船に浸かる、ということ。40度のお風呂に15分浸かった場合、
一旦上がった深部体温が元の体温に戻るのが約1時間半と言われ、その目安でベットに入るとスムーズな眠りにつけると言われています。
成長ホルモンのシャワーを存分に浴びるため、寝入りを見直してみるのも睡眠美容の大切な1つのエッセンスとなります。
まずはできるタイミングからでもいいので、始めてみることが美容への近道となりますよ。
こういったお肌のスキンケアや、ヘルスケア情報などの
ちょっとお役立ち情報をお届けできたらと思っています。
よろしければゆるっとご覧いただけると嬉しいです。
みなさま、今週も頑張っていきましょう😊
そして、役に立つ情報が読みたい放題なので、
情報コンテンツとして活用していただけるところもおすすめポイントでした。
日々忙しい中で、自身の気持ちや体調とうまく付き合いながら、
毎日を楽しく過ごせたらいいですよね。
女性向けのコラムをお届けできたらと思っていますので、
ゆるっとご覧いただけると嬉しいです。
ぜひ参考にしていただけたらと思います。
岩本 麻奈
岩本 麻奈さん
監修
日本コスメティック協会名誉理事長。日本温活協会理事長。皮膚科専門医。東京女子医大卒、慶大皮膚科にて研修。在仏生活20年を経て、現在は都内の複数のクリニックに勤務し、再生医療や美容皮膚に携わる。著作多数。近著は「睡眠美容のススメ」(西村書店)