Z世代、X世代、Y世代とは!?特徴と違いを解説

こんにちは!デジタルマーケティングカンパニー・オノフの杉山です。
ぎりぎりZ世代に入れなかった、Y世代です。
突然ですが、若い世代の子を「Z世代」と呼びますが、そもそもZ世代って何歳のことを指すのかってご存じですか?今回は、他の世代も含めて最近よく聞かれる「~世代」について分かりやすくご説明します。

Z世代とは
「Z世代」とは、1996年(平成8年)~2015年(平成27年)生まれが対象と言われており、2022年現在で7歳~26歳が“真のデジタルネイティブ”と呼ばれるZ世代です。
年齢によって区別されている「世代」に、呼び名を付けて呼ぶことが現代では多く見受けられるようになってきました。
Z世代は生まれた時から日常がデジタル化されており、子供時代からスマホやインターネットを使いこなし、インターネット上での発信力も持っています。そのため、インフルエンサーやYouTuberが多く存在している世代でもある一方、他者からの評価に敏感で、承認欲求が強い傾向にあります。
また、「みんな違って当たり前」という教育を受けてきたため、多様な考え方や価値観を大切にするため、自分と異なる人種やジェンダー、人生観を持った人を受け入れる傾向があったり、東日本大震災など、不況や不安な社会情勢を経験していることもあり、経済面では基本的に保守的で、現実の生活を重視するリアリストの傾向があるといえます。

Y世代とは
また、Z世代の上の代に当たる1981年(昭和56年)~1995年(平成7年)生まれの25歳~41歳までを「Y世代」と呼びます。
Y世代は、アナログからデジタル化を若年で経験した「デジタルネイティブ世代」と言われており、ゆとり教育を受けていた世代ともいわれます。Y世代は、横のつながりを大切にしたり、1つの科目に限定しない、横断的・総合的な教育を受けていたため、興味を持てるものを追求する教育方針により独創性が育まれているため、創造力が優れていると言われます。
その一方、若くからSNSが発達していた影響で、コミュニケーション能力が低かったり、ゆとり教育の影響から、競争にあまり興味がなかったり、競争にさらされてこなかったことで、メンタル的に繊細ともいわれています。
X世代とは
X世代とは、1965年(昭和40年)~1980年(昭和55年)の42歳~57歳のことを指します。X世代は、Z世代の子供を持つ世代とも言われています。
アナログからデジタルへの移り変わりを経験しており、テレビの爆発的な普及に伴い、娯楽への興味関心が高くなる世代です。コミックや音楽、テレビやゲームを嗜み、大人になっても子供の心を持つユニークな世代でもあります。
また、X世代は「しらけ世代」ともよばれ、政治的関心が低いことも特徴です。親の影響もあって子供であるZ世代も政治的関心が低い傾向が見られます。
このように、情勢や教育環境、自然災害など、様々な要因が各世代の特徴を作り上げ、そして人間性や考え方にも大きな違いを生み出していることが、この記事から読み取ってもらえれば嬉しいです。
よくある質問
- 日本市場でも、Z世代に注目すべき理由はどういう点にありますか?
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日本ではZ世代の割合は総人口の5分の1以下ですが、近い将来、日本でもZ世代が消費の主役となり、次世代も同じくデジタルネイティブであるため重要です。
- Z世代、Y世代、X世代それぞれの簡単な特徴を教えてください。
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Z世代は、多様性や社会的意義を重視し、SNSを通じた承認欲求が強いのが特徴です。Y世代はデジタルネイティブと呼ばれることもあり、コミュニケーション能力や独創性が高い傾向が強いです。X世代はテレビが普及し始めた頃に育ち、アナログとデジタルの両方の環境を経験しており、独立心が強い世代です。