調査したからこそわかるプロモーション戦略! ホームユーステスト事例ご紹介
仮説検証のための調査
メーカが調査をする際には、開発者の仮説があって
その仮説通りの検証をするために調査を行うことがあります。
ただし、その仮説が調査をしてみると予想していた結果と異なることがあります。
今回は、調査をしたことによって新たな気づきが生まれ、
その気づきに基づいた戦略を取ったことによる成功例をご紹介いたします。
では早速ですが、実際にどんな調査をしたのかを、可能な範囲でご紹介していきます。
調査をプロモーションに生かした事例はコチラよりダウンロード頂けます。
調査概要
■クライアント
大手食品メーカ
■対象商品
チューブ入りのペースト調味料
味のバリエーションは3種類
■調査目的
小売り店バイヤーに対する営業資料とする
■調査手法
ホームユーステスト
*実際に家庭で商品を使って料理してもらう
■調査対象者
30代以上の料理をする主婦50名
■調査を行う背景
和・洋・中の3種類のバリエーションを開発。
「味」のバリエーションにおけるユーザー受容性を把握する。
■クライアントの仮説
消費者からは、味のバリエーションが多いことの評価が得られる。
調査をプロモーションに生かした事例はコチラよりダウンロード頂けます。
調査結果と施策について
結論としては、容器の使い勝手の良さが高い評価を得ました。
理由としては、調理中に片手で使えること、また自立するタイプの容器であったことから
キッチンに立てておけることが挙げられます。
この調査後の実施施策としては、WEBサイト上にて、商品訴求をしっかり行うとともに、
「味」のバリエーションよりも「容器」の使い勝手のよさがわかるように訴求ポイントを追加。
また、このサイトを、バイヤー向けのPRコンテンツとして、クライアントが営業資料として活用することで、
結果として棚を勝ち取ることができました。
最後に
いかがでしたでしょうか。
あるあるな話かもしれませんが、得てして開発者の仮説と消費者の需要が一致するとは限りません。
調査をしないで味のバリエーションを前面に打ち出していたら
棚を勝ち取ることはできなかったかもしれません。
もっと詳しくこの事例を聞きたい!同じような、ホームユーステスト調査をしてみたい!
など少しでもご興味ございましたら、
お気軽にご相談ください。お待ちしております。