働くママのイライラ解消はどうしている? お金にまつわるデータも満載!
<調査概要>
調査方法 : インターネット調査
対象者 : 全国 女性20〜50代 子どもと同居しており、働いている人
調査期間 : 2022年2月17日〜21日
働きながら子育てをしている「ワーママ」が、どうして働くという選択肢を選んだのか?育児をしながらも働いていて良い(ベネフィット)と思うことを聴取し、ワーママのインサイトを紐解きます。さらに出産前後での幸福度についてや、家庭内でのイライラすること、その解消方法とは?
働き方による職場への復帰時期の違い
「すぐに復帰派」と「子育て一段落後派」
出産後働き始めた時期は、全体で「産後から1年~2年未満」が26.6%と最も多く、育休期間終了後に復帰している人が多いことが伺えます。
年代別でみると、年代が下がるにつれて職業復帰が早い傾向にありますが、雇用形態別でみると有職者(パート・アルバイト以外)は「産後から1年~2年未満」が最も多く、パート・アルバイトでは「産後から6年以上」が最も多い結果となりました。
パートやアルバイトという雇用形態の人は、子どもが小学校に上ってから復帰するという傾向が見て取れます。
働いていて良かったと思うこと
「仕事」は、育児の負担から一時でも離れられるメリットあり
全ての世代において最も高かったのは「金銭的余裕が生まれる」であり、ついで「生活にメリハリがでる」「気分転換できる」と続きます。
世代ごとの違いに注目すると、「ワンオペから逃れられる」は20代が最も高く、年代が上がるにつれて低くなる傾向が見られます。また、30代は「自分だけの時間がある」が他の年代と比べて高い傾向にあることから、若年層のワーママは、働くことで子育ての負担を軽減しているのではないかと推測できそうです。
さらに、働き始めた時期が産後から2年未満の人は、「家庭以外の居場所がある」「自分だけの時間がある」が高い傾向にあることから、家庭以外の場所や時間を作れることに働くメリットを感じていることが伺えます。
家庭内でイライラすること【幸福度別】
家庭内で感じる幸福度は、配偶者次第?
『出産前は幸せな生活を送っていると思っていたが、現在は幸せな生活を送っていると思わない人』は、イライラしている時が他と比べてどの項目も高くなる傾向が見られました。特に、配偶者関連のイライラは、全体と比べてほとんどが10ポイント以上高くなっています。
反対に、『出産前は幸せな生活を送っていると思わなかったが、現在は幸せな生活を送っていると思う人』は、「配偶者関連」でイライラしている割合が他と比べて低いことから、出産前と現在で態度変容した人は、配偶者との関係性が影響を与えていることが伺えます。
消費意識【年代別】
自由に使える時間での過ごし方が、消費行動にも影響を与える
SNSの利用時間が長い20代は、SNSきっかけで購入したり、レビューを見て購入することが多く、新しいものや流行りものが好きな傾向が見て取れます。
年代が上がるにつれて「生活必需品の買い物」や、「美味しいものを食べる」ことを重視する傾向が見られるため、リアルな生活のなかでの消費行動の割合が高くなるようです。そのため、口コミやレビューは気にせず、自由に使える金額も多いことから高いものを買っても後ろめたさを感じない人が多いようです。
今回の調査では、出産前後での「幸福度」の変化や、「イライラと解消方法」の理想と現実のほか、「お金」と「時間」に関する理想と現実などを深掘りしています。
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