「顧客の声を商品開発へ」弊社サービス活用事例のご紹介
デジタルマーケティングカンパニー・オノフの編集長のためごろうです。
「顧客の声」に耳を傾け、商品・サービスに反映させていくことは、企業のマーケティング活動の上で非常に重要視されています。
その理由の一つとして、顧客の声に開発や改善のアイデアが詰まっていることが挙げられます。
今回は、弊社の調査システム『みんなのプロジェクト』を活用して実施した「オンラインアンケート」「ホームユーステスト」で集まった“声”を活用した、食品の商品開発事例をご紹介します。
「顧客の声」が必要な2つの理由
「お客様の声」や「VOC(Voice of Customer)」とも呼ばれている顧客の声。
商品・サービスの提供において必要とされる理由は以下の2つです。
商品・サービスの開発・改善・品質向上に役立つ
顧客の声に耳を傾けることでより良い商品・サービスの開発や改善に役立てることができます。
顧客側からのフィードバックを受けないまま、社内のアイデアだけで開発や改善を続けてしまうと、客観的な評価ができなくなってしまうでしょう。
フィードバックを受けることで、顧客のニーズに合った商品・サービスへとブラッシュアップでき、売上アップが見込めます。
顧客満足度向上につながる
顧客の声(VOC)に耳を傾けることは、顧客満足度向上につながります。
昨今、既存顧客と良い関係性を築き、その顧客から生涯にかけて得られる利益「LTV(*)」を増やす考え方が浸透しつつあります。
VOCを取り入れ、商品・サービスの品質をより高めることで、顧客満足度さらにはLTV向上が期待できますよ。
弊社サービスを活用した商品開発事例
活用事例① 食品メーカー×ホームユーステスト
今までは、自社の社員での議論は十分にしていたようですが、付き合いのあるバイヤーからどう見えるかという先入観があることに気付き、消費者目線での開発ができていませんでした。
その後、調査結果を生かし、数種類のたまごから商品を開発。試食評価で、味の中身について何が喜ばれるか、顧客に聴取して決めました。
結果として、消費者の意見を反映したものが、一番バイヤー受けが良いという事がわかったとのことです。
活用事例② 健康食品メーカー×オンラインアンケート
パッケージデザインが最終の6パターンまで残り、この中からアンケート(パッケージABテスト)を実施。
調査の内容はそれぞれ、どのパッケージが「美味しそうか?」「ダイエットできそうか?」「買いたくなるか?」などを質問。
女性と男性では、好みがはっきり別れましたが、比較的女性に好評だったものを選定したそうです。好評だったデザインを、よりブラッシュアップしてパッケージに反映。
パッケージ案も弊社でデザインさせていただきました。
活用事例③ 食品メーカー×オンラインアンケート
商品を活用したレシピを募集。『みんなのプロジェクト』ではレシピ募集という機能があります。
そこで、レシピ募集をし、オンラインアンケートで、レシピの人気投票をおこないました。
ひとりでいくつもレシピを投稿する熱心なモニターもいました。
グランプリに輝いたレシピを、パッケージやPOPへ展開した事例です。
活用事例④ 酒造メーカー×ホームユーステスト
販促物作成にあたってホームユーステストを実施しました。
実際に飲んでいただいたモニターのリアルな声を、商品のネックラベルに記載。
消費者の生の声が、商品とターゲットとの距離を近づける売り場づくりに貢献したそうです。
まとめ
弊社の「オンラインアンケート」「ホームユーステスト」で集まった“声”を活かした、商品開発事例をご紹介してきました。
顧客の声を収集し、商品・サービスの質を高めることで、顧客満足度の向上につながります。
活用を検討してみてはいかがでしょうか。
弊社のサービス『みんなのプロジェクト』は、企業と生活者の共創マーケティングをおこなえるアンケートやリクルート機能を備えたSaaSモデルのコミュニティサービスです。
社会参加意欲の高い女性が多くメンバー登録している点が特長です。
詳しくは、下記フォームに必要事項ご記入の上、資料をダウンロードしてください。