DXって何ぞや?小さな会社はどう取り組めばいいのか?
最近、座り過ぎか左腰が痛むミチシタです。皆さんも座り過ぎにお気をつけください。
DXという言葉。最近よく聞きますが、デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略で、デジタルの技術を活用したビジネス変革を指します。
ビジネスまで変革するものがDX
単純にITを取り入れることのように思われがちですが、ビジネスまで変革するものがDXです。
身近な例でいうと今まで電話や出張で対応していた会議がZOOMなどのオンライン会議ツールに置き換わって働き方が変革しましたね。
どうして最近DXとよく聞くようになったかというと、2018年に経済産業省がDXを推進するためのガイドラインを定めたからです。
・各企業は、競争力維持・強化のために、デジタルトランスフォーメーション(DX)をスピーディーに進めていくことが求められている。
・新しいプロジェクト全体を作り上げる前に実施する戦略仮説・コンセプトの検証工程を繰り返す等、ある程度の投資は行われるものの実際のビジネス変革には繋がっていないという状況が多くの企業に見られる現状と考えられる。
・経済産業省は、「DX」が進まない現状のままではIT人材の不足とレガシーシステムが障壁となって、「2025年から2030年までの間に年間最大12兆円の経済損失が生じる可能性がある」と発表しています。
否が応でもDXに取り組まなければいけない状態になった
このように、必ず壁がやってくると2018年に声明を出されているため、各企業がそろそろ動き出さないといけないのかな?と思いつつ、大手企業は着手し始めているも、まだ手をつけていない企業がほとんどだったりします。
しかし、昨年のコロナもあり、否が応でもDXに取り組まなければいけない状態になったかと思います。
DXとIT化の大きな違いは、ITシステムを導入できたかどうかではなく、ビジネスがうまくいったかどうかで評価するということ。
また、業務効率化やコスト削減を目的としたのが「IT化」とすると、全社を巻き込んだ取り組みが必要になるのが「DX」です。
全社を巻き込むためには、「当社はDXをやっていくぞ」という社長の意思を表明することが大事です。そして、どのように進んでいるのかを可視化する仕組みが大事です。
SNS活用も「DXの取り組み」の一つ
似た取り組みでいうと、SNS活用の仕組みづくりと似ています。もちろん、SNS活用も「DXの取り組み」の一つと言えます。予算もそれほどかからず、小さな会社が取り組みやすい「DXの取り組み」といえるでしょう。
そのためには、単にTwitterやInstagramのようなSNSアカウントを開設することではなく、これをすることにより、”ビジネスがこう変わる”という予測と戦略が大事になります。
若い社員に「ウチのインスタ始めてみて~」では、うまくいきませんがまずはDXの第1歩としてTwitterやInstagram、FacebookなどのSNSの活用を検討してはいかがでしょうか?
最後に、参考までにDX化するための5つのステップを記載しておきます!
詳細はまた後日アップします!
DX化するための5つのステップ
・ステップ1:業務にデジタルツールを採用するなどデジタル化を始める
・ステップ2:デジタル化されたものを活用する
・ステップ3:データ活用のノウハウを共有する
・ステップ4:組織的な運用ができるように体制を整える
・ステップ5:新しいデジタル体制によって顧客へ新しい体験を提供する