家事代行サービスに関する実態調査② ロイヤルユーザー層の実態
前回の調査結果で、家事代行サービスの利用経験者は全体の5~7%程度で、最も多い依頼内容は「水回り掃除」、サービスを使わない理由は「コストがかかるから・料金が高いから」ということがわかりました。
また、ロイヤルユーザー層(*)は、プロのサービスを受けたい、時間を有効に活用したいという傾向が見られました。
継続的に利用している「ロイヤルユーザー層」には、どんな方が多いのでしょうか。
今回は、ロイヤルユーザー層について、さらに深堀をしてみました。
調査方法 インターネット調査
対象者 全国20歳~69歳男女
調査期間 2021年12月10日~12月28日
若年層の男性がロイヤルユーザー層に多い
まずは、ロイヤルユーザー層の性別や年収を見てみましょう。
男性が62.1%、女性が37.9%と、男性が約6割を占めており、年齢は20代が最も多いようです。
個人年収の加重平均(*)は386.7万円、世帯年収の加重平均は606.0万円となっています。
調査資料をダウンロードされたい方はコチラ
ロイヤルユーザー層は旅行好き!?
では、ロイヤルユーザー層はどのようなことに興味があり、また、普段どのメディアやサイトを利用しているのでしょうか?
興味を持っていることや趣味について聞いてみたところ、1位は「国内旅行」(14.9%)でした。
続いて、普段利用しているメディア・サイトついて聞いてみたところ、メディアでは「テレビ」(73.4%)、SNS・サイトでは「LINE」(57.8%)が最も多く、「新聞」「雑誌」「Facebook」「TikTok」で全体とロイヤル層の差分が大きくなっています。
ワクワク感を楽しみつつも、計画的に買い物をする傾向が
それでは、ロイヤルユーザー層は、普段どんなことを意識しているのでしょう。
意識していることについて聞いてみたところ、「買い物でワクワク・ドキドキ感を味わいたい」(41.9%)が最も高く、次いで「自分の健康状態はいつも自分で把握していたい」(41.5%)、「計画的な買い物をすることが多い」(41.5%)となりました。
10位までにランクインしたカテゴリを見てみると、『健康』 『計画』が多いことから、関心の高さがうかがえます。
「水回り掃除」はプロに任せたい
それでは、家事代行サービスで今後利用したいサービス内容とは、どのようなことでしょうか。
ロイヤルユーザー層が利用したいサービスは、「水回り掃除代行(風呂、トイレ、洗面所など)」(30.6%)が最も高く、次いで「掃除代行」(27.8%)、「庭・植物の手入れ」(26.2%)になりました。
水回りは頑固な汚れや水アカがつきやすく、また、頻繁に使う場所なので、プロにお願いしたいと思っている人が多いのかもしれませんね。
今回の調査で、家事代行サービスを利用するロイヤルユーザー層には、若年層の男性が多く、計画的に買い物をしつつもワクワク感を楽しむ傾向があることがわかりました。
若年層のお金の使い方として、好きなものに使うこと(旅行など)、また効率を考えて利用している(家事代行サービス)という傾向があるのかもしれません。
全2回に渡り、家事代行サービスについての調査結果をお届けしてきました。
家事代行は、ライフスタイルの変化に伴い利用しやすい価格や環境が整っていき、今後も需要が高まるのではないでしょうか。
弊社では、意識調査の他、定量・定性調査やユーザー分析等で、課題解決をサポートします。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
また、より詳細な調査レポートを参照したいという方は、以下の問い合わせフォームよりダウンロードお願い致します。家事代行に関するロイヤルユーザーの実態を知ることが可能です!