家事代行サービスに関する実態調査① 依頼内容・利用の理由・きっかけ
デジタルマーケティングカンパニー・オノフの編集長のためごろうです。
昨今、メディアに取り上げられることが多くなった「家事代行」サービス。
共働き世帯が増えて、家事をする時間が取れなかったときに利用でき、手軽な価格帯のサービスも増えていることから、今後利用を考えているという人も多いのではないでしょうか。
今回から全2回に分けて、家事代行サービスについての調査結果をお届けします。
<調査方法> インターネット調査
<対象者> 全国 20歳~69歳男女
<調査期間> 2021年12月10日~12月28日
依頼の内容は「水回りの掃除」が最多
家事代行サービスの利用経験と、サービス内容を見てみましょう。
各サービス内容とも、利用経験者は全体の5~7%程度となり、非常に少ないようです。
利用したサービス内容としては『水回り掃除代行』(7.5%)が最も高く、次いで『掃除代行』(7.4%)になりました。
水回りは、やらないとすぐ汚れてしまい、放っておくとにおいなどが発生する場合もあるので、清潔を保つために利用している人が多いのかもしれません。
利用のきっかけは「YouTube(YouTuber)の影響」
では、家事代行サービスを利用しようと思ったきっかけについて見てみましょう。
全体では「テレビ番組で特集をしていた」(15.1%)が最も高く、次いで「YouTube(YouTuber)の影響」(14.2%)、「Instagramの影響」(10.9%)となりました。
ロイヤルユーザー層(*)では「YouTube(YouTuber)の影響」(17.3%)が最も高く、次いで「テレビ番組で特集をしていた」「Instagramの影響」(16.5%)となっています。
全体とロイヤルユーザー層の差分を見てみると、「Instagramの影響」「著名人・芸能人が利用していた、または勧めていた」で大きくなっています。
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「自分では落とせない汚れがある」が利用理由の最多に
家事代行サービスを利用している理由にはどんなものがあるでしょうか。
利用理由ついて聞いてみたところ、全体・ロイヤルユーザー層ともに、「自分では落とせない汚れがあったから」が最も高く、次いで「プロによる質の高いサービスを受けたいから」、「自分の仕上がりより、より良い状態にしたいから」となりました。
全体とロイヤルユーザー層の差分を見てみると、「道具・用品を揃えることが面倒だから(掃除、料理)」「一人の時間をつくりたいから」で大きくなっています。ロイヤルユーザー層は時間を有効に使いたい傾向が高いのかもしれませんね。
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使わない理由は「コストがかかるから」
それでは、家事代行サービスを利用していない理由には、どのようなものがあるのか見みましょう。使わない理由を聞いてみたところ、「コストがかかるから・料金が高いから」(46.0%)が最も高く、次いで「他人を家に入れたくないから」(26.6%)、「自分で十分に対応できるから」(25.5%)となりました。
自分で掃除ができるところに、お金をかける必要はないと考えている様子がうかがえます。
家事代行サービスで重視する点は「信頼できる会社」であること
家事代行サービスを利用する際に、重視する点はどのようなことでしょうか。
全体では「料金が安い」(34.2%)が最も高く、次いで「信頼できる」(33.8%)、「丁寧に仕事をしてくれる」(28.3%)となりました。
ロイヤルユーザー層では、「信頼できる会社」(27.4%)が最も多く、次いで「丁寧に仕事をしてくれる」(24.6%)、「料金が安い」(19.4%)になりました。
全体とロイヤルユーザー層の差分を見てみると、「予約が24時間できる」で大きくなっています。
ここまでの調査結果をまとめてみると、ロイヤルユーザー層は「プロのサービス」を受けたい人で、「時間を有効に活用する」方が多い傾向が分かりました。
次回は家事代行サービスを継続的に利用している顧客「ロイヤルユーザー層」にはどんな方が多いのか、深堀してみたいと思います。
お楽しみに!
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