日本でYouTubeは、いつから流行ったのか?
デジタルマーケティングカンパニー・オノフの編集長のためごろうです。
今日は、視聴時間が増加しているYouTubeの自主調査レポートまとめをお届けします。
普段視聴している動画配信サービスにおいて、圧倒的なユーザー数を誇り、無料で豊富なコンテンツを見ることができる人気動画サイトYouTube。
この1年で、多くの人の家ごもり時間が増えたこともあり、YouTube動画の需要も一気に高まっています。
ダイエットやDIY関連の動画やゲームの実況プレイ動画コンテンツが人気で、数多くの投稿を目にするに様になりました。
好きなコンテンツをダウンロードしてmp3などに変換して、オフラインで視聴している方も多いのではと思います。
実況プレイ動画などライブ配信コンテンツが支持される背景には、リアルタイムにつながることで自宅に居ながら人とのつながりを体験できる部分があるようです。
また、家ごもり時間が増えたことでストレスが溜まりやすくなったこともあり、リラックス、睡眠、自然といったキーワードの動画も投稿本数が増えています。
川のせせらぎや波の音を聴きながら映像を見ることで、自然の中に足を運んで癒される没入感を体感しているのではないでしょうか。
2020年は、テレビでYouTubeの視聴が増加
2020年に開催されたGoogleが開催するイベント「YouTube Brandcast」の発表によりますと2020年は、日本市場におけるYouTubeの視聴数が激増し、日本の18~64歳の2020年9月の月間利用者数は6,500万人を超えていることを公表しています。
また、テレビでのYouTube視聴者数も1,500万人以上となり、テレビ画面での視聴が増加。多くの人が自粛期間にテレビ番組を楽しむ感覚で、家族やパートナー、友人とYouTubeを視聴しています。
スマホやパソコンで見られることが多いYouTubeですが、テレビの画面で視聴する方法も認知が広がり始めています。
YouTubeに対応しているテレビであればインターネットにつなぐことですぐ利用できるようになりますが、それ以外にも手軽に環境を整えることができます。
Nintendo SwitchやPlayStation 4などのゲーム機器で視聴したり、Googleが提供しているChromecastやamazonが販売するFire TV Stickなど5000円程度の機器をテレビにつないで視聴する方法もあります。
日本でYouTubeは、いつから流行ったのか?
2020年には、テレビでYouTubeの視聴が増加したこともあり、多くの人が楽しんでいるYouTubeですが、そもそも日本でYouTubeは、いつから流行ったのでしょうか。
YouTubeが誕生したのは、2005年の2月。
世の中に誕生からまだ16年しか経過していません。
歴史を振り返るとYouTubeが日本語対応になったのは2007年の6月からで、そこから急速に流行し始めました。
過去のデータをリサーチしてみた所、ネットレイティングスが公表した2007年2月度のインターネット利用動向調査での数字で、YouTubeの国内利用者が1,000万人を突破し1,017万人に達していたことがわかります。
翌年の2008年には、YouTube Live Tokyoというイベントが開催されていることからも、2008年には一般の認知度が急速にあがっていたようです。
2014年に日本で流れた「好きなことで、生きていく」というHIKAKIN(ヒカキン)が出演しているYouTubeのテレビCMを記憶している方も多いと思いますが、この頃には日本人の多くがYouTubeの存在を認知しています。
【オノフ調べ】YouTubeを最初に視聴した時期はいつ頃ですか?
弊社で自主調査した意識調査の結果によると、YouTubeを最初に視聴した時期は、調査総数のおよそ半数の方が3~10年前に最初の視聴を経験しているようです。
特に若い世代を中心に、3年~10年前から視聴している方が多く、男性15-19歳では40%以上の方が5年~10年前からYouTubeを活用しています。
YouTubeを見る理由コロナの影響もあり、YouTubeへ芸能人の参入者が増え、結果的にテレビより面白いコンテンツが増えてきたとの声もあるがコロナのニュースを見るよりも、YouTubeで好きなコンテンツを視聴したいという理由もあるようです。
【オノフ調べ】YouTubeを視聴する時間帯はいつですか?
弊社の自主調査レポートによると、YouTubeを視聴する時間帯は会社や学校を終えたあとの時間帯が多く、視聴シーンは寝る前に一人で見ているという意見が多いことが分かりました。
自宅でリラックスしているときに、自分の好きな動画を楽しんでいる方が多い傾向があります。
YouTubeは、一人で見ている方が圧倒的に高く、時間潰しや気分転換のために視聴している結果がでています。
20代男性、20代女性などの若い世代は、YouTubeを、一人で見ている方が圧倒的に高く、時間潰しや気分転換のために視聴している結果がでています。
また、一人や配偶者と見ている方が多い中、40代女性は「子供(6~17歳) 」も高い割合になっていることから、子供が見ている動画を一緒に視聴しているようです。
よくある質問
- 日本でYouTubeが普及し始めた理由は何ですか?
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日本は、廉価な価格で、高速なインターネット回線とスマートフォンの普及が進んだことがYouTube普及の大きな要因です。
- YouTubeは日本語対応をスタートしたのはいつからですか?
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2007年6月19日から、インターネット動画投稿サイトの世界最大手「YouTube」の日本語版サービスは始まりました。