ダイエットで目指す理想の姿とは?

ダイエットをする理由は人それぞれ。では実際にダイエットをしている/ダイエットに興味がある女性たちは「どんな自分になりたい」と考えているのでしょうか?今回、20~60代の女性を対象に「ダイエット後のありたき姿」について調査を行いました。
<調査概要>
調査方法 インターネット調査
対象者 全国/女性 20歳~69歳
調査期間 2025年1月10日〜14日
有効対象者 3,024サンプル
調査機関 株式会社オノフ
目指すのは「理想のスタイル」だけじゃない!
まず、【あてはまるものすべて】で見てみると、最も多かったのは「理想的な体型・スタイルを手に入れたい」(53.6%)、次いで「疲れにくい身体をつくりたい」(50.7%)、「病気になりにくい身体をつくりたい」(50.6%)と続き、健康面を重視する声が多いことがわかりました。
さらに、【最もあてはまるもの】を見てみると、「理想的な体型・スタイルを手に入れたい」(18.2%)がトップではあるものの、「健康的な老後を迎えるための基盤を作りたい」(13.1%)や「病気になりにくい身体をつくりたい」(10.2%)など、健康を意識したダイエットを行いたい人が多いことが見えてきました。ダイエット=「見た目のため」だけではなく、将来の健康を考えて取り組んでいる女性も多いようです。

ありたき姿で異なる食生活の傾向
では、理想の姿を実現するために、女性たちはどんな食生活を心がけているのでしょうか?
【理想的な体型・スタイルを手に入れたい】人
⇒「炭水化物を控える」「揚げ物の料理を控える」「砂糖や塩分を控える」といった「特定のものを控える」傾向が強い
【健康的な老後を迎えるための基盤を作りたい】人
⇒「夜遅い時間や就寝前の食事を避ける」「必ず野菜を取り入れる」「タンパク質を取り入れる」など、食事のタイミングと「特定の栄養素を補う」傾向が強い
【病気になりにくい身体をつくりたい】人
⇒「腹八分目を意識する」がTOPで半数を超え、また「オリーブオイルやナッツなど、健康的な脂質を取り入れる」ことにも注力しています。

このように、ありたき姿によって食事のスタイルにも違いがあることがわかりました。
今回の調査を通じて、ダイエットの目的は単に「痩せること」だけではなく、「健康的に生きるための習慣づくり」へと変化していることが見えてきました。「理想の体型を手に入れたい」という願いは根強いものの、それと同時に「健康を維持したい」「病気になりにくい体を作りたい」といった意識も高まっているようです。