価値観マーケティングって?女性目線で大解説!

皆さんこんにちは!デジタルマーケティングカンパニー・オノフのyamadaです。
今回の記事では、女性の消費者に向けた「価値観マーケティング」を紐解いていきます。本記事が皆さんのお役に立てることを心から祈っています!ぜひ最後までご覧ください。
そもそもマーケティングってなに?
マーケティングという言葉はよく耳にしますが、実際にその本質を理解している人は意外と少ないかもしれません。マーケティングとは「商品やサービスが売れる仕組みをつくること」。単なる広告や営業活動だけでなく、顧客のニーズを把握し、それに応える形で商品やサービスを提供する一連のプロセスを指します。ここでは、女性の価値観に基づいたマーケティングの基本概念を分かりやすく解説していきます。
消費の重要なポイントになる価値観とは?マズローの欲求5段階説
人は消費をする際に、それぞれに欲求を感じて消費を行っています。有名なものは「マズローの欲求5段階説」です。人間は何かしらの消費行動を行う際に、それぞれ「存在に関する欲求」「関係に関する欲求」「成長に関する欲求」があると言われています。現在の日本では、絶対的貧困者と呼ばれる生活をすることがままならない人が少ない傾向にある「存在に関する欲求」が満たされている状態がほとんどだと思います。故に欲求は「関係欲求」と「成長欲求」へと段階が上がっていきます。この成長と関係の欲求に着目した際に、本人が「どうなりたいか」の価値観が消費の重要なポイントとなってくるのです。
レビットのドリル穴理論
続いて、マーケティングの世界では有名な「ドリル穴理論(マーケティング・マイオピア)」をご存じでしょうか?経済学者のセオドア・レビットが提唱したこの理論は、マーケティングの本質を理解するのにぴったりの考え方です。簡単に説明すると、「お客様はドリルが欲しいのではなく、ドリルで開ける穴が欲しい」 というもの。つまり、製品そのものではなく、「その製品によって得られる価値」が重要であるということです。
例えば、コンビニスイーツを購入する女性の心理を考えてみましょう。彼女たちは単に「手軽に買いに行ける」、「安い」、「美味しい」、「種類が多い」という機能的価値を求めて買う人や、「プチ贅沢やご褒美感」「限定商品を手に入れるワクワク感」、「SNSや友達同士の話題性を得たい」 という情緒的価値を求めて購入する人もいるのです。このように価値観といえども、人によってさまざまなことが分かります。
オノフが定義する「価値観マーケティング」とは
先程述べた通り、人は消費をする際に、「美味しい」「安い」「贅沢感を感じたい」「SNSでの話題性を得たい」と言った様々な欲求を感じて消費を行っており「どうなりたいか」の価値観が何を手に取るか、どこで購入するのかの重要なポイントとなってくるのです。この、顧客の「どうなりたいか」を追求し、マーケティングに生かしたものが「価値観マーケティング」と言われています。
消費行動は、年代、ライフステージの変化によりやや変わっていきますが、生活者それぞれが持つ価値観は、根本的な欲求であり本質的に部分は変わらず、捉えやすいものであることから、マーケティングにおいて注目されています。
価値観マーケティングで何ができるの?
価値観は対象の商材によって大きく分かれるので、企業の提供する価値観マーケティング内容は異なります。はオノフの価値観分析システム「WKRN(ワカルン)」に着目しご紹介します。
価値観マーケティングって何ができるの?~WKRN(ワカルン)の場合~
オノフでは、美容意識、健康意識・行動の2種の価値観を 価値観を16タイプに分類する「WKRN」を提供しています。WKRNの活用は「ロイヤルカスタマーの育成」と、「新規顧客獲得のマーケティング」」に使用することができます。
このサービスは、美容商材のメーカー様、健康食品、ヘルスケアサービスの会社様 向けに展開をしており、現企業は自社のユーザー(顧客)の価値観タイプを知ることで次の施策に役立てることが可能です。WKRNを使用することで、定量調査、定性調査結果から分析を行う手法よりもスピーディに行え、自社のユーザーが手軽に診断してその場で自分の価値観タイプを知ることができます。ユーザーが自分のタイプを知れるのには大きなメリットがあり、企業がユーザーの価値観タイプごとにコミュニケーション施策を分けていくことで、ユーザーが自分に向けられた発信内容への受容性を高めることも可能になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は今、流行の価値観マーケティングを女性消費者ならではの目線で語っていきました。今後、価値観マーケティングは主流になっていくと思われるので、今後の活躍や広がりを期待していきましょう!