「寄り添う」とは?必要性・メリットを解説
メールマーケティング・SNSマーケティングなどで顧客にメッセージを配信するとき。
こだわりや熱意を知ってもらいたくて、商品・サービスの良さばかりをアピールしていませんか?
「ウリ」はとても大切です。
しかし、そこばかりをアピールしても、一方的な印象を与えてしまうかもしれません。
そこで重要になってくるのが、ユーザーに「寄り添う」ことです。
この記事では、以下について解説します。
- 寄り添うとは何なのか
- 寄り添うことがなぜ必要なのか
- 寄り添うことのメリット
「寄り添い」を意識するようになると、いったいどんな変化があるのでしょう?
「寄り添う」ってどういうこと?
物理的には、ぴったりとくっつくことが「寄り添う」こと。
2つのものがくっついている状態は、寄り添っているといえます。
では、気持ち的な意味ならどうでしょう?
「共感する」「サポートする」「親身になる」「受け止める」というのが気持ちの「寄り添い」に近い表現でしょうか。
相手の気持ちに共感する・受け止める、問題を解決するためのお手伝いをすることなどが当てはまりそうですね。
つまり“心がそばにある”そんな感覚が、気持ち的な意味での「寄り添う」ということです。
人は「どんなとき」に「どんなことを思う」のか。
人は、どんな状況になると、どんな感情を抱くのか?そしてどんなモノを求めるのか?
「寄り添い」とは、そのシチュエーションに合わせたコミュニケーションを設計することです。
例えば、生産者側がユーザーの声を聞かずに、こだわったポイントばかりアピールしているとしましょう。それをアピールすることで「売れる」と確信していても、ユーザーからしたら「そんなこと、こっちは求めてないよ」なんて、思われている可能性があることは否めませんよね。
このコミュニケーションを設計するには、とにかくユーザーを深く理解することが重要となります。人は性別や年齢、性格によって、同じような状況にあっても、それぞれ抱く感情は異なるものです。
だから、「寄り添う」ための第一歩は、とにかく情報を受信してもらうユーザーの特性をなるべく細かく把握することから始まります。
とはいえ、この「ユーザーを理解する」ためのプロセスについて説明すると、ここでは治らなくなってしまうので、別の機会に改めて記事をアップしますね。
「寄り添う」ことのメリット
「寄り添い」の最大のメリットは、ユーザーが「自分を分かってくれている」という親近感や信頼感の醸成を図れることです。
仮に、あなたが落ち込んでいるときに、友達がタイミングよく慰めてくれたら、うれしくありませんか? あなたががんばったことに対して、励ましてくれたり、一緒に喜んでくれたらうれしくありませんか?
あなたにとって、単なる「知人」「友人」「親友」の違いは、どこにあるのでしょう?それは上記のようなコミュニケーションの積み重ねにあるはずです。
つまり、ユーザーに対して寄り添ったコミュニケーションをとることができれば、徐々にユーザーは、ブランドや商品に対して親近感を抱いてくれるようになります。
SNSのタイムラインを流し見しているとき、自分が好きなブランドや企業からの発信を見つけたら、思わずスクロールの手を止めていませんか?
「こんな商品出たんだ」「今、セールやってるんだ」と情報をキャッチすれば、ECサイトを覗いたり店舗に足を運んだりと、実際に行動した経験がある人は少なくないはずです。
つまり、親近感や信頼感を抱いている企業からの発信は、情報の波に流されることなくユーザーのもとに届きやすくなるということ。
まとめ
今回は、ユーザーに寄り添ったコミュニケーションの重要性について解説してきました。
メールマーケティング・SNSマーケティングなどを実施する際は、ユーザーの特性をしっかりと理解して、なるべく「寄り添った」コミュニケーションを図ることで、ロイヤル化させることも夢ではありません。
『リピータン』では、ユーザーに寄り添ったコミュニケーションを設計し、ユーザーをファン化させるためのメッセージを自動で配信することが可能です。
では、一体どんなコミュニケーションを設計しているのか?
気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。