働く未婚女性のメイクは恋愛価値観で変わる?!
こんにちは。デジタルマーケティングカンパニー・オノフのすぎやまです。
今回は、全国の20~39歳の女性を対象とした「働く未婚女性のシーン別でのメイク実態に関する調査」の中から、女性のメイクの実態についてレポートします。
<調査概要>
調査方法 インターネット調査
対象者 全国/女性 20~39歳/未婚/有職者/普段メイクをしている人
調査期間 2024年7月12日〜15日
有効対象者 2,210サンプル
調査機関 株式会社オノフ
恋愛に積極的でメイクが楽しい20代、義務感でメイクをする30代
20歳~24歳はメイクに対してポジティブな感情を持っており、「楽しい」「モチベーションが上がる」が全体と比べ5pt以上高い結果となりました。
一方、30代からはメイクに対する感情がネガティブに転じ、30歳~34歳は「身だしなみ」「マナー」が全体より5pt以上高く、さらに35歳~39歳は「面倒くさい/疲れる」が37.3%、「時間が取られる」が32.2%と、ネガティブな感情が全体より5pt以上高い結果に。
恋愛に対しても、年代により傾向の違いが出ています。
20歳~24歳は恋愛に対しても積極的な姿勢を示しており、「恋愛をとても重視している」人の割合が30.2%と、全ての年代で最も高くなっています。対して、「恋愛を全く重視していない」人の割合が最も高いのは35歳~39歳で、30.2%でした。
恋愛重視の20代はメイクをすると「モチベーションが上がる」が、年齢を重ねるにつれ、恋愛を重視する割合が下がり、メイクは「マナー」や「身だしなみ」といった義務感を伴うものになっていく傾向があるようです。
メイクに対する気持ち
恋愛に関する価値観
恋愛重視度でアイテムとアイテム使用数に違いが
今回の調査結果で注目したいのが、「涙袋ライナー」。比較的新しいカテゴリーのアイテムなこともあり、20歳~24歳の使用率がほかの年齢に比べて高くなっています。
「涙袋ライナー」は年代だけでなく、恋愛に関する価値観によっても使用率に大きな差があります。「恋愛をとても重視している」人の涙袋ライナーの使用率も29.1%と全体より5pt以上高いことから、恋愛に積極的な女性に、相手に好印象を与えるアイテムとして支持されているのかもしれません。 メイクで使用するアイテム数を見ても、「恋愛をとても重視している人」が「恋人/好きな人と外デートの時」に使用するアイテム個数平均が9.8個と最多で、恋愛とメイクアイテムには深い関係があると考えられます。
シーン別の使用アイテム【恋人/好きな人と外デートの時】
「メイク時間は短縮したい」世代・価値観を問わず一致
メイクにポジティブな20歳~24歳は、多くのシーンでほかの年代よりもメイク時間が長く、特に「プライベートで誰かと会う時」が最も長く時間をかけていることが分かりました。
同様に「恋愛を非常に重視している人」はすべてのシーンにおいてメイク時間が長く、他の世代よりも恋愛に対して積極的な20歳~24歳でもメイク時間が長いことから、同様の傾向が伺えます。
対して、どのシーンにおいても「メイク時間を短縮したい」という傾向は年代や生活・恋愛の価値観によらず共通しています。タイパを重視する20代にとって、メイクは単に時間をかければ良いというものではなく、効率よく理想のメイクをすることが重要なのかもしれません。また、30代は時間をかけず最低限のマナーを守りたい、というようにメイクのモチベーションが低下したことに伴った結果と推測できます。
メイクにかける実際の時間【平均時間(分)】
メイクにかける理想の時間【属性別平均時間】
メイクに対する気持ち、恋愛の価値観ともに20代の方がポジティブであり30代になるにつれネガティブで消極的に変化することがデータから伺えます。一方、世代や価値観にかかわらず「メイク時間を短縮したい」という望みは共通していました。時間の使い方に敏感な現代人にとって、メイクも効率よく短時間で自分の望みを実現させることが重要なのかもしれません。
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